黙って我慢するよりも愚痴って全然OK

褒め言葉でよく言われるのが
「愚痴ひとつ言わないで
よく頑張った」というのが
ありますよね。
これって自分を大切に
していない証拠ですよ。

相手が上司、
あるいは先輩であるため
何も言い返せず、
ひたすら我慢していませんか？

それって、
体に悪いですよ。
たまにはガス抜きも
大切ですからね。

愚痴を言ったら
運が悪くなる、
などと言っている人は
人の痛みが
分からないのでしょう。

逆に、
愚痴らずに我慢している方が、
運が悪くなります。
だって、
クソッタレが〜〜と
いう悪い思いが
体を駆け巡っていますからね。

まず、
自分を大切にしましょう。
心の傷の方が、
体の傷より痛いです。

我が子が殴られて、
血だらけになっていても、
知らん顔している親は
いませんよ。

怒ってもいいんです。
むしろ
怒らないといけません。
周囲に助けを求めても
いいのです。

ただし、
何度も同じ友達に
聞いてもらっていると
迷惑になりますから、
市役所の相談課で
聞いてもらったり、
民間のボランティアに
相談してもいい。

やけ酒を飲んだり、
会社の同僚に
しくこく聞いてもらったり
していると、
いくらあなたが
正しくても、
あなたに不信感を
持つ人も出てきそうです。

私は、一通り
相談してもいいところで
聞いてもらったら、
お寺の阿弥陀像の前に
座って、
静かに仏様と対話
することにしています。

以前、お寺のお坊さんに
苦しい胸のうちを
聞いてもらったことがあります。

そのお坊さんに
「ここは愚痴を
言うところではなく、
感謝するところです」
と言われてしまいました。

でもね、阿弥陀様は
大慈大悲の方ですから、
何度でも、
初めて聞くように
そうか、そうか、と言って、
聞いてくださいます。

厳しいお坊さんの言うことは
聞かなくてもいいです。
仏様に聞いてもらいましょう。
口に出さずに
心の中で対話するのです。
心の中で言っていることは
誰にも聞こえませんから。

 

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