みんな自分は天才だと錯覚している

何かに夢中になると、
俺は天才かも?
と錯覚する人がいます。
というかぁ、
人間はみんな
錯覚のおかげで、
生きていられるのかも
しれません。

今は、下剋上の世の中で、
何が幸いして
運気が好転するか
分からない時代です。

特に今みたいに
不景気になると、
よっしゃ、
これを売って
俺ももうすぐ
億万長者だ、と思い込み、
夢を見るというか
錯覚するというか、
信じ込むわけです。

でも、
みんな凡人なんですよね。
天才なんて、
星の数ほどいる中の
たった一人です。
そのたった一人が
自分かもしれない、
なんて夢を見ながら、
苦しい人間界を
生き延びているのです。

夢でも見てないと、
やりきれません。
この人間界を卒業するまでに、
楽しいことよりも
苦しいことの方が
多いと思います。

隣の芝生は青い、
という言葉がありますよね。
誰かがどんなに
幸せそうに見えても、
悩みのない人はいません。

みんな、
色々と工夫してるんじゃ
ないですかね?
夢中になれるものを
探して、
それで食っていけるようになる、
なんて
甘い考え方をしていると、
突然、ある日、
自分はやっぱり凡人だった、
と気づくんですよ。

私たちは、
神様から見ると、
雨の日に、
葉っぱの下で
雨宿りしているアリンコと
同じくらい、
小さな存在じゃないですか?

神様は、
あまりにも大きすぎて、
私たち人間とアリンコの
サイズなんて
神様にとったら
同じなんですよ。

さらに言えば、
神様は
一億円と一円の差が
分からないのです。

ピラミッドみたいに
積み上げられた数億円の山と
一円玉一個は
神様には
区別がつかないわけです。
もう、見えないレベルですかね?
虫眼鏡でもないと、、

みんなどんぐりの背比べ。
有象無象の中の一人、
あるいは一つです。

つまり、
人間が考えている
負け組と勝ち組は
神様から見ると、
同じようなものなんですよ。
天才も凡人も大差なし。

だから、
妄想でもしながら、
楽しく生きていましょう。
そのうち
飽きちゃって、
死ぬ時が来ますからね。
最後に
チャンチャン、
と言って、
地球での服役が
終わります。

 

 

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