人間ってほんの少しの辛抱ができないのです

自由が失われて初めて
人間は、自由だった時の
自分を思い出します。

変形性膝関節症のオペを
受けて初めて、
自分が今まで
どんなに自由の
身であったかが分かります。

おしっこの管や
点滴などによって
活動範囲は
ベッドの上だけです。
私の場合は
約17時間もベッドで
過ごしました。

あんなに長い夜は
初めてです。
歳をとって死ぬ時に、
一人ぼっちだったら、
こんな暗い病室で
一人で死ぬなかなぁ?
なんて変ことを
考えながら、
思う存分に
YouTubeを観ました。

夜が明けて
明るくなった外を
病室の窓から見ると、
それだけでも
気分が楽になります。

おしっこの管も取れて、
車椅子で移動
できるようになると
今さらのように
「自由」のありがたさを
感じています。

 

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