人生の目的__人生に意味などない

五木寛之氏の名言に、
「人生の目的の第一歩は、生きること、である。」
というのがあります。
生きていくというのは本当に大変です。
家賃や食費代を稼ぐのに、
この人間界では働かなければなりません。
よくぞここまで生きてきた、
と自分を褒めてあげましょう。

生きていることに意味とか使命のようなものを見つけて、
自分の人生を定義しようとする人がいます。
そんなことをする必要はないかもしれませんよ。
生きていて、
美味しい物を食べたり、
家族との楽しい時間を味わったり、
夏の暑さや冬の寒さを感じること、
人間の五感をフル活動させることに
意味があるような気がします。
何かが起こるとすぐに意味づけをして、
こうなったのは、
あなたが怠けたからだ、
とか、
惨めな思いをする羽目になったのは
あなたの選択が間違っていたからだ、
とか、
すべてのことに意味付けして、
なんだか宗教的になったりして、
自分で自分を責めるようなことはしないほうがいい。
今晩眠る家があって、
食べるものもあって、
ちょっとだけ嬉しい事があって、
それが生きている意味そのものだと思う。
生きているということは、
とてもシンプル!
そのまんまの「今」を楽しんだらいい。
何も楽しい事がなかったら、
面白くない人生の一幕を感じ取ったらいい。
すべては変わる、
人も、物も、感情も、見慣れた風景も、
変わる。
永遠に変わらない真我としての自分に気付いたら、
恐い物など何もない。

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