因果応報 過去の自分が今の自分を作った

こんにちは!
因果応報というと悪い意味に受け取られがちですが、
良い意味の因果応報もあります。
今、コロナのお蔭で景気が悪くなっています。
その悪い時期をどのように過ごしたかで、
未来が決まってくるのです。
まさに、今の自分は過去の行いによって
作られたといっても過言ではありません。

今この不況の時にやるべきこと

昔からよく言われている言葉に、楽は苦の種苦は楽の種、というのがあります。何の苦労もなくスクスクと成長して楽な暮らしをしてきた人は、難関にぶち当たった時にもろいものです。簡単にポキっと折れるボロい道具のようにすぐに壊れて立ち上がりも遅い。
 今、挫折して苦しんでいる人は、おおいにその苦しみを味わっておきましょう。その経験は怪我をした皮膚と同じで、カサブタになって傷が治った後、強い皮膚になって蘇ります。単純にお金儲けでもそうです。簡単に儲かったお金よりも、苦労して稼いだお金のほうを大切にするでしょう。人間は楽なほうに流れがちで苦しいことを避けます。最近よく目にする英語学習も、宣伝文句に、○○するだけで英語ペラペラ、というキャッチフレーズが重宝がられています。勉強期間も「たったの一カ月で」などとうたってあります。大人になってからの語学の習得はかなり根気と努力が必要です。ドラマなどを見て、楽しく学習できるように工夫するのはいいことですが、あまりにも簡単に手に入るものは、それだけの価値しかありません。特に英語に関しては、勉強すればするほど、私はペラペラです、とは言えなくなるものです。言語はかなり奥がふかいです。以前、ネットで観たのですが、ネットショップを起動に載せるのに10年かかった人がいて大金持ちになっていました。ほとんど儲からなかった苦しい時期からいろんなことを学んだんでしょうね。まさに、自己投資したことが因果応報になって自分に返ってきたわけです。逆に、特にお金に困ることがないため、なんとなく楽な方に流れて、ぼーっと過ごしていると、それも因果応報になって自分に返ってくるのです。
 早く立ち直りの体勢に入っている企業もいるなかで、まだまだ悪戦苦闘している会社も多いと思います。会社に限らず、個人的にも失業したり、大変な思いの方もいらっしゃいます。人生に躓けば躓くほど、チャンスの時です。コツコツと地固めをしたいものです。

甘い汁を吸い続ける人

 他人の苦しみを寸分たりとも理解せず、自分の利益だけを考えてタップリ楽しい思いをしてきた人は、それなりの因果応報が待っています。人間の一生の中にプログラムされている楽しみと苦しみの配分は同じ量ですから。
 親兄弟にお金を借りまくって人生をエンジョイしてお金お返していない人、あるいは、安い給料で馬車馬のように人を使ってきた会社の幹部、などは、人生のどこかで、その因果応報を受けることになります。人間としてすべきことをまったくせず、人をあてにして、自分はまったく努力しないで生きてきた人の最後は悲惨です。お金もなく、病気になっても入院費もなく、治療費がないので癌の痛み止めすら頼めず、もがき苦しんで死に、ろくな葬式もできず、葬式に来る人もほとんどおらず、寂しい最後を迎えるか、孤独死した人をたくさん見てきました。
 タップリ楽しみ過ぎた分、最後は悲惨な結果になったということです。他人のお金を当てにして遊び狂ったのですから仕方ない結末です。安らかな最後を迎えるためにも、お金も周囲の人も大切にしておきたいものです。

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