パチンコ依存症の対策法

みなさま、こんにちは!
ギャンブルにも色々ありますが、
手軽にできて、最も恐ろしいのがパチンコです。
以前、私がまだ看護師をやっていた頃、
給料を前借りてでも、
パチンコをやめられない男性の看護師がいました。
どうして、そこまでしてパチンコをしたいのか理解不能です。
ギャンブル依存症に関してはいろんな相談を受けました。
今日はパチンコ依存症についてひとこと申し上げたいと思います。

パチンコ依存症は病気です

 結果からいうと、パチンコ依存症を自分で直すのは不可能です。今まで受けた数々の相談者を見ても、自ら反省してやめたひとは一人もいません。対策法としては、パチンコ依存症の人を隔離するしかないということです。
 隔離といっても、病気ですから、医師の説明のもとで家族や親戚と話し合いをして、入院するのがよいでしょう。できれば隔離病棟で個室に入れてカギをかけてもらうのが一番いいように思います。ギャンブラーのほとんどは自分は病気ではないと思っているので、任意入院は無理なケースが多いようです。家族の同意を得て成立する医療保護入院がありますから、医師に相談しましょう。家族の人が訴える悩みの多くは、生活費をパチンコに使ってしまうケースです。痴呆老人になると、生活するのにお金が必要だ、ということすら分からなくなっていますから、平気で使います。お金が無くなると、定期預金、冠婚葬祭の互助会費、積立保険などをすべて解約してでもパチンコにお金を費やします。最悪の事態はサラ金でお金をかりてでもパチンコをやめることはないでしょう。そんな馬鹿なことをする人はいない、と思われるでしょうが、これはそういう病気なんです。本人は病識が無いにしても、一気に数十万円も負けると、さすがにガッくるりと肩を落として、「もう二度とやらない」「もうやめた」と家族の前で、今後パチンコには行かない、と誓うのです。何十回、何百回となく「もー二度とパチンコなんかしない」と言っても、重症の人は長く続いてわずか一日しかもちません。また翌日、大金を平気でパチンコ屋捨てに行くのです。ドブにお金を捨てるようなものです。
 このようなギャンブル依存症の人が家族にいる場合は、早めに医師に相談することをお勧めします。家庭が破綻しないうちに急いでください。縁を切ることが可能な相手なら、早めに縁を切って二度と近づかないことです。このようなタイプの病気の人と関わると、人生をつぶされてしまいます。

最後に
「もう二度と行きません」という言葉に騙されてはいけません。何度もこの言葉に騙された方へのアドバイスで一番効果的だったのは、「縁をきること」です。この病気は、絶対に治りません。

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