悪魔払い

こんにちは!
TBS NEWSさんから恐ろしいニュースが流れてきました。今でも霊感商法的なことを言って人の心を惑わす人がいるんですね。こわっ! 昔、ツボを売らなきゃ災いがある、とか言って、人の恐怖をあおっては儲けていた某宗教団体がありました。人って心が弱っている時に、こういう宗教とかに傾いてドツボにはまるんですよね。

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”悪魔払い”1歳児暴行死、64才の女に懲役12年の求刑

「悪魔払い」と称して、1歳の女の子に暴行を加え、死亡させた罪に問われている女の裁判で、検察側は懲役12年を求刑しました。

 前橋市の無職、北爪順子被告(64)は2011年5月、自宅アパートで母親と共に訪れていた当時1歳の城田麻雛弥ちゃんに「悪魔払い」と称して、暴行を加えて死亡させた罪に問われています。

2日の論告で検察側は、「被害者の母親の信仰心につけこんだ悪質な犯行」などと主張し、懲役12年を求刑しました。一方、弁護側は無罪を主張していて最後に北爪被告は「私は本当にしておりません。分かってください」と涙ながらに訴えました。

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♠♠母親の後悔は死ぬまで続く♠♠

毎日新聞さんの記事によると、証人尋問で、女児の母親は「事実を話してちゃんと認めてほしい」と声を詰まらせながら訴えたという。起訴状には、11年5月2日午後5時ごろ、自宅アパートの部屋で、城田麻雛弥(ますみ)ちゃん(当時1歳)の両脇を抱えて頭上に振り上げ、床に投げつける暴行を加え、4日後に急性硬膜下血腫などで死亡させたとしている。この母親は、どんな事情があってこんな女のところに行ったんでしょうか? 目の前で、子供がひどい目に遭っているのを見るのは耐えられません。どんなに困ったことが起こっても、いかがわしい所に行ってはダメ。でも、弱り果てている時は、冷静な判断ができず、いかがわしい所がまともなところに見えてしまうのが恐い。相談できる場所を知っていることが大切ですね。

♠♠すごいマインドコントロール♠♠

さらに調べてみると、北爪容疑者は、中島順聖(せいしょう)と名乗り、自宅アパートでコンサルタントと称して体の不調を訴えた人の相談を受けていた。治療目的で体を触るなどしていたらしい。城田麻雛弥ちゃんは、生後間もないころから、「体の中から悪魔が出ていかない」などと言って連日暴行を振るわれていたという。城田さん夫婦は、熱心な信者で北爪容疑者を「先生」と呼んでいた。しかし、父親の方が北爪容疑者の高圧的な態度に疑問を持ち始めて疎遠になっていった。それでも、北爪容疑者は、母親に、「あなたの旦那さんは霊にやられている」などといって、麻雛弥ちゃんの胸を突き飛ばすなどの暴行を繰り返していた。

人間の信じる力ってすごいですよね。城田麻雛弥ちゃんは、本当に体調が悪かったのかもしれません。もしそうなら、正しい行き先は病院だったと思います。しかし、もしかしたら、真っ先に病院に連れて行ったのかもしれません。そして、どこに行っても原因不明の症状がでるから、最後の頼みの綱として北爪容疑者のところにたどり着いたのかもしれません。人間、困り果てると、藁をも掴む気持ちになってしまうケースがあります。周囲にも、もし霊媒師とかを頼っている人がいたら、気を付けてあげてほしいと思います。

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私の友人で、集団ストーカーにやられている、と信じている人がいました。集団といっても、2~3人なら分かるのですが、何十人いるのか分からないほどの数だと言っていました。電車に乗っても、バスに乗っても、スーパーに行っても、常にマークされている、と言うのです。そんなに暇な集団はいない、と言って安心させようとしたのですが、本人は信じているのですからなす術がありませんでした。ある日、一緒にマクドナルドで、アイスコーヒーを飲んでたら、「あの女の人、私達をずっと見ていたわ。ほら、トイレに入ろうとしているあの女よ。ジュースを持ってトイレに入るなんておかしいでしょ。私達が正体を見破ったから、あわててトイレに隠れようとしているのよ」などと言い始めました。トイレに入った女性は、紺のスーツを着ていて、就職活動をしている女子大生風の人で、特に私達に変な視線を送っていたようには感じませんでした。私は友人に、「トイレにジュースを持って入るのって変じゃないよ。カップにまだジュースが残っているんでしょう。テーブルに置いといたら店員が片付けてしまうからトイレに持って入ったんじゃないの?」と言うと、彼女は、「いいえ、あれは集団ストーカーの一味だと思う」と言いました。彼女は、あるボランティア団体の中の1人に完全に頭をマインドコントロールされていました。彼女をイジメる人がいて、その人が集団ストーカーを先導していると信じていたのです。

信じている彼女の言うことを完全に否定することもできませんでした。私は、「芸能人でもないあなたのことをどうしてそんなにたくさんの人が認識しているのか」と聞いたところ、集団で人をイジメる人は、彼女の容姿を写真に撮って、メールかなんかで、仲間にばらまいているのだそうだ。さらに、メールやラインで、彼女の行動をキャッチして連絡を取り合っているという。そうまでして、彼女を痛めつける理由が見つからない、と思いました。彼女が殺人とか、放火とか、人に相当なダメージを与えた経緯があるなら、それほどまでに彼女を付け回す理由になるかもしれません。なんらかの恨みでも持たれているのかと、聞いてみると、以前所属していたボランティア団体の仲間がひどく彼女を嫌っているというのが集団ストーカーをされている理由だという。あの人はなんとなく嫌いだ、というだけの理由で、集団で追い回されるなんでありえない。彼女は正常な考え方ができなくなっている、と思いました。

彼女が、付け回されるのが非常に怖い、と言うので、私は、髪型や洋服や持っているバッグを変える、などの助言をしました。彼女の「集団ストーカーは本当にいる」という気持ちに寄り添ったわけです。それでも、彼女は太っていたので、体形的にどんな恰好をしても無駄だと言っていました。結局、集団ストーカーの幻想は一年続きました。彼女の決断は引っ越しでした。新しい環境で生活するようになって、気持ちの整理がついたようです。今は、あの時の私はどうかしていた、と、笑顔で話してくれています。

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