当たり前のようにできていることが最高の幸せ

料理はいろんな要素が
組み合わされて、
美味しくなります。
見た目、匂い、色、歯触りなど、
鼻、目、触覚、などの
すべての感覚で
私たちは今の幸せを
味わっています。

匂いがするって
本当にありがたいのです。
私がコロナにかかった時、
匂いの機能が失われて、
匂いのない食事が
どんなに美味しくないか、
生身で感じました。

いろんなありがたいものを
想像してみると、
いっぱいあります。
歩ける、話せる、料理ができる、
寝る布団がある、住む家がある、
お給料がもらえる、家族がいる、
空気を吸う鼻がある、
などなど。

私たちが当たり前のように
思っているすべてのことは
失うと、その有り難みが
よく分かります。
食事に匂いがなくなるなんて、
美味しい料理が台無しです。

この小さな幸せの中の
どれを失っても
困るものだらけです。

私の夢は年末ジャンボ宝くじ
に当選して新しい家を
買うことです。

もし、神様が
宝くじ10億円を当ててやるから、
お前が持っている当たり前の
幸せの中のどれか一つと
交換だ、なんて言われたら、
どうします?

当たり前だと
思っていたすべての
小さな幸せが
とてつもなく大きな
幸せであったことに
気づきます。

美しい風景を
見ることができるのは
何ものにも変え難い、
尊い幸せです。

さらに、もし、
片足や片手がなかったら、
どんな暮らしになるのでしょう?

すぐ目の前にある
小さな幸せは
どれを失っても
とんでもなく不幸に
なります。

幸せは目の前にあっても
それが最高の幸せであることに
気づく人は少ないのです。
私もその一人です。
年末ジャンボは
見事に外れました。

視力と引き換えに
10億円が欲しいとは
思いませんよね。

五体満足であり、
tally’sコーヒーで
コーヒーを飲みながら
ブログを書くことが
できるということは
最高にラッキーなんですよ。

10億円よりも
貴重なものを
私たちは持っているのです。

 

↓ ブログランキングに参加中です。応援してください。 
エッセイ・随筆ランキング
エッセイ・随筆ランキング

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA