世界中の人の収入が同じ金額になったら?

社長も平も、
大人も子供も
みーんなみんな
毎月出るお給料や
お小遣いが同じ金額になったら、
どうなるんでしょう?

今日はこんなに
馬鹿らしいテーマを
考えてみました。

ありえないことですが、
子供は喜ぶかもしれないけど、
大人は、馬鹿らしくて
働かなくなるんじゃないですか?

頑張って働いている人も
何もしないでダラダラの人も、
給料が同じなんですよ!

働きたくない人はいいけど、
頑張って資産を築いた人は
腹立つでしょうね。

だってね、
普通、お金がない人には
絶対に手に入らない
エルメスのバッグが
買えちゃうわけですよ。

一生懸命働いて
稼いだ金で、
やっと手に入れた
エルメルのバッグって
なんの意味もなくなるかも?
だって誰でも買えるからね。

今の世界では
高級品を持っていることが
お金持ちの象徴だし、
金持ってんだぁ、
と、自分と他人を
比べて優越感を持つわけでしょ?

今まで金持ちだった人も
貧乏のどん底だった人も
みんな同じものが買えるし、
同じ高級な料理を食べられるなら、
世界中の人間から
やる気が一気に
なくなりますね。

ひどい格差社会になるのは
困りものだけど、
ある程度の格差があるから
人間は幸福を
味わえるんじゃないかな。

上見て暮らすな
下みて暮らせ、
なんていう残酷な諺
みたいなのがあるけど、
人間ってそういう生き物
かもしれない。

昔、確か「カイジ」
という映画があって、
人生一発逆転を夢見て、
たくさんの若者が
命懸けのゲームに
ハマるという悍ましい
映画がありました。

たくさんのお金持ちが
レストランで美味しい料理を
堪能中に、
一角千金を狙っている
チャレンジャーが
高層ビルから高層ビルに
繋がっている細い板の上を
歩いて渡るシーンが
印象に残っています。

力尽き果てて、
あるいはバランスを崩して
落ちていくチャレンジャーを
見ながら、
お金持ちは
優雅に会食していました。

これは映画の話で
かなり極端な内容ですが、
人間界のどこにでもある
普通の出来事かもしれませんよ。

「あいつは首だ」
と言われた人も、
細い板の上を歩いている
あの映画の人間と
同じなんですよ。

格差があるから、
あるいは、
もっと稼ぎたい、
と思うから、
人類は進歩してきた
と言う考えも
まんざら嘘でもないみたい。

あの世って、
お金のない世界ですから、
欲しいものが簡単に
手に入ると聞いたことがあります。
なんと退屈な世界なんでしょう!

 

 

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