自分でなんとかする力

私の人生が終わる時、
子供に何を残して
あげられただろうか、
と思うだろう。
資産を残してあげた、
と言いたいところだけど、
「なんとかする力」
を残してあげたように思います。

頭が良くても
困った時に
自分で自分を
なんとかする力がなければ
どうにもなりません。

私たちの暮らしは
経済的にはまあまあ普通
だったと思います。
贅沢はできないけど、
なんとか生きてきました。

自分ができる範囲内で
頑張ったと思います。
人間は基本的に
与えられたパワーで
生きられるように
なっているんじゃないですかね?

何をどうしたら
何がどうなるのか、
人間は不思議と、これから起こる
全部を知っているんじゃないかと
思う時があります。

どんなにピンチになっても、
いつも、なんとかなって
きたように思います。

逆にいうと、
よっしゃ!
一丁やったるデェ!
と思っていても
ダメなんですよね。

私はできる!
私は天才だ!
と、頭がおかしかった時期があって、
謎の勇気を発揮して、
頭がパーンとなっていました。
ほぼ基地外状態です。

後になって考えてみると、
私はただの凡人なんですよ。
人間って、
勘違いして生きてるのかも?

人間って、
無駄なことや、
つまらないことに、
命を燃やして、
天才だと勘違いするから
生きていけるのかもね。

でも、
好きなことをやって
いられるのって
幸せですよ。
夢を見ることができるのって
最高に幸せです。

最近思うのですが、
つまらないことに
時間を使っちゃったな、
と思っても、
一連の出来事の中に
いろんな発見があって、
「私って、こんなにバカなんだ」
「なんでこんなことしてるんだ?」
「もっと早くやめればよかった」

などなど、
アホらしいことをしている自分を
発見して、
なーんだ、
あの人も私も
みーんなバカなんですよ!
とうことに気づく。

一部の本当の天才以外は
ほとんどの人が
こうやって人生を
終えるのです。

 

 

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