面白すぎる俺の失敗談

みなさま、こんにちは!
今日はゲストに
想像もつかないほどの
大変な失敗を
やらかした私の友人に
きてもらいました。
どんな失敗をしたのでしょう?

たらら〜〜ん、
たらりららら〜〜〜ん!
俺さあ〜、
なんで気がつかなかったんだろう?
俺って、頭イカれてるなぁ。

俺、車通勤してるからさぁ、
制服を着て出勤してるわけよ。
会社に到着して
車から降りた瞬間、
なんかぁ、
足元が明るいことに
気がついたんだ。

やばい!!!!!
このまま会社に
入っていったら、
俺は、俺は、俺はぁ〜、
首になるかもしれねぇ、
って思ったんだ。
実に深刻なミスだった。

困り果てているところに、
先輩の車が到着。
俺の好きな先輩だ。
よかった、救われた。
この男なら
何かよい案を
出してくれるかもしれない。

藁をもつかむ勢いで、
俺は先輩に声をかけた。
「せっ、せっ、先輩ぃ〜、
俺、このまま会社の中に
入れないよ。何かいい
方法ある?」

先輩は俺を見るなり、
ゲラゲラと下品な笑いで
俺の自尊心を
ズタズタにし始めたんだ。

先輩は笑いを堪えながら、
「おまえさぁ〜、
なんで気がつかなかったの?
俺らの仕事着って黒だぞ。
おまえが履いてるズボンは白!
普通、黒と白を間違える奴
なんていないよ。
上半身だけ着替えて、
ズボンを履き替えないなんて
イカれてるぞ」
などと笑いを堪えながら、
震える声で、
人生始まって以来の
俺のミスを罵倒した。

先輩は、総務課に行って、
会社のストックを
貸してもらうように
アドバイスしてくれた。

人生終わった、
と俺は思った。
こんな姿で会社に
入るなんて!

意を決して、
俺は総務課に向かった。

この気持ち、
おまえらに分かるか!
俺はねぇ、
今までこんなミスを
したことがないんだよ!

総務課のお局さんに
わけを話すと、
彼女は、
そこらじゅうに響き渡る声で、
先輩より、
もっと下品な笑い方で、
俺の自尊心を
ボロボロにしやがった。
クソッタレが!

笑いは連鎖していった。
俺は、会社じゅうの
笑いものになった。

他人のミスは蜜の味、
っていうからな。
俺は、笑っているこいつらの
ネタにされるんだろうな。

まっ、いっかぁ。
こんなこともあるさ。

 

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