30歳を過ぎてからの軌道修正

今のご時世で
思い通りの転職を
期待するのは
かなりの冒険です。
しかし、
このまま同じところで
働き続けると、
心身ともに病気に
なりそうだと悩むわけです。
どうやって、
この葛藤を乗り越えたら
いいのでしょうか。

私の場合は
転職先に預かるのに、
三年かかりました。
受験勉強を入れると
三年半の月日を経て、
やっと就職できたわけです。

37歳で
看護学校に入り、
看護師の国家資格を
取って、看護師に
なったわけです。

転職の理由は、
子供を大学にやることでした。
特に看護師に憧れていた
ということはなく、
むしろ、
最も向いてない職場
だったと思います。
そのころは健在だった私の
父が、「お前には向いてないぞ」
と自信たっぷりに
言っていました。

でもね、
実際にやってみると、
看護師の仕事自体は
人のためになり、
感謝される仕事ですから、
世間一般的に
誰でも、向いている仕事
かもしれませんよ。

対人関係は
かなりきつく、
40歳にもなって、
注射一本打てない看護師だと
馬鹿にされていました。

でも、
私の目的は
息子を大学にやることですから、
私より若い看護師に
どんなに馬鹿にされても、
やっていけたのだと
思います。
技術的なものは
年月が解決してくれました。

私の場合は、
歳をとってから
資格を取ったので、
仕方ないことだったわけです。
しかし、

自分の娘にしてもいいくらいの
若い看護師に
ボロクソに言われながら
働くのはかなりきつかったです。

つまり、
歳をとってから
転職せざるを得ない人は、
働く条件のうち、
何かを諦める覚悟が必要です。

私の場合は、
お給料がよかったらいい、
という条件だったので、
対人関係の悪さなどは
全部捨てました。

どれか一つを
諦めたらいいという
ものではなく、
たくさん諦めることに
なる人もいるでしょう。

逆の人もいますよ。
少々お給料が安くても、
対人関係が良い職場がいい、
とかですね。
対人関係に関しては、
勤めてみないと分からない、
という人もいます。
確かにそうかも？
でも、
お店なんかだったら、
職員を観察していると、
対人関係が悪い職場は
微妙に分かります。

資格を取りたい人は、
今、必要とされている資格を
研究してみてください。
需要のない資格を取っても、
意味がありませんから。
私の場合は、
運がよかったのだと思います。
当時は看護師不足でしたからね。
今から看護師の資格を取っても、
小さなクリニックとか
診療所で働くことに
なるかもしれません。

すべての条件をクリアしている
職場はなかなかないです。

絶対に必要な条件と
諦めてもいい条件を
書き出してみてください。

 

 

↓　ブログランキングに参加中です。応援してください。 

エッセイ・随筆ランキング