『金と夢』西野亮廣

お金がなければ
ほぼ何もできません。
YouTubeに動画を
投稿したいな、
と思っても、
パソコンなどの
機械がなければ
できませんよね。

 今日、紹介する本『金と夢』の中で、お金の方から喜んで飛び込んでくる人間とお金が寄りつかない人間について書かれていました。確かに、自分の好きなことにお金を使う人はお金から喜ばれるし、こんなことにお金を使いたくないなということにいつもお金を使っている人は、お金に嫌われます。
 夢に向かって大きくジャンプしようとしても、お金がなければ何もできないのがこの地球という人間界です。金で買えないものもあるだろう、金金と言うな、はしたないぞ、金で買えないものもあるじゃないか、などと言っている人のところにはお金はやってこないそうです。将来、画家になりたい、医者になりたい、フィギュアースケートの日本代表になりたい、などと夢を描いていても、親が貧乏なために思い通りの人生が送れないケースは少なくありません。子供の夢が叶う手助けをしようと思っている親は、うちは貧乏だから無理、なんていう親は、すでに終わってますね。目標の金額を稼ぐにはどうしたらいいのか、考えた方がいい。本書に書いてあったように、最近は薄利多売で儲けるのは難しくなってきました。今の時代ではターゲットにすべきお客さんは富裕層の人です。そのために必要なスキルは何か、富裕層の人は何を求めているのか、など、ただ技術だけを売るのではなく、何かを買う「意味」に重点をおくべきだと西野氏は言っています。例えば、買う物の価値には、それがちゃんと機能していることが大切で、プラス、この商品を作った人を応援しているという「意味」が伴っていることが重要です。例えば、シャネルの財布は金を入れる道具という機能があり、さらに私はシャネルのファンです、という「意味」がともなっています。さらにいうと、シャネルまでいかなくても、自分の作品を高く売るには、自分がブランドにならなければいけません。「もちまる日記」とういうYouTubeがあります。その猫はかなりのブランドになっていて、ダイソーなどの店で、手広くその猫の写真付きの商品が売られていて、びっくりしました。作者は顔出しもしていないのに、よくあそこまで有名になりましたね。動画の中の設定がかなりのセンスだと思います。猫は「もち様」と呼ばれ、飼い主は「下僕」ですからね。タイトルも、観たい観たい絶対に観たい、という気持ちにさせられます。この番組にはすいよせられてしまいます。他にも、チャンネル登録してくれるなら、なんでもやるという若い男性がかなり過激なヘアスタイルになっていて、こんなにまでしてチャンネル登録してほしいと訴える彼に、一票を投じました『夜のひとりごと』というチャンネルです。興味のある方は見てあげてください。
 人気が出る人は著者西野先生が言われている通り、人柄がよく、一生懸命で、応援したくなる人です。私の地域にも、面白い飲食店があって、入ってくるお客様は全員社長さんなんですよ。「社長さんがお越しになりました」などと急に言われるとびっくりしますよね。でも、いい気分で過ごせる特別な雰囲気を提供しているのです。他にも「機能プラス意味」をモットーに稼ぐ方法に興味がある方は是非読んでみてくださいね。

 

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ユじぇ

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