メタ認知能力が高い人

メタ認知能力とは
現在自分自身が行っている
行動や思考そのものを
認知の対象として、
自分自身を客観的に認識する
能力のことです。

自分って、
なんだか周囲の人の中で
浮いているなぁ、
なんて感じたことが
ありますか？

そんな時は、
自分を俯瞰してみましょう。
他の人が話していることと
関係ないことを
突然話し始める人が
いますが、
思ったことを
そのままストレートに
話してしまう傾向が
ある人にとって、
どうして自分が
そんなふうに他人から
嫌な顔をされるのか
永遠の謎です。

あなたがまだ、
学生であれば、
誰かが
あなたの変な癖というか
変な性格というか、
あなたが自分では
気づいていない自分について
教えてくれるかもしません。

しかし、
成長して、
社会人になってからでは、
ほぼ誰も、
あなたの変な部分は
教えてくれません。

親切心から、
教えて差し上げたい、
と思っても、
失礼だと思われたり、
対人関係にヒビが入ったり
しますから、
大人になったら、
誰も教えてくれませんよ。

自分で自分のことを
知るためには、
誰かとの会話を
日記などに
書いてみるとかして、
自分が言った言葉や
反応を相手が不快だと
思ったかどうか、
もう一度
考えてみましょう。

あんなことを
言わなきゃよかったな、
という部分が
見えてきたら、
これからの言動に
気を付けることになる
と思います。

私の親戚で、
変わった人がいます。
私の父の葬儀の前、
朝早くてまだ誰もいなかったので
よかったのですが、
畳の部屋になっていた葬儀場で
大の字に仰向けになって、
「あ〜、この部屋は
気持ちいいねぇ〜」
と、信じられない言動を
する人がいました。

それを見ていた
その人の息子が
あちゃ〜、という顔を
していたのを思い出します。

ここまでくると極端ですが、
自分のものの考え方や
クセを達観するのは
いいことだと思います。

しかし、
メタ認知能力は
高すぎても、
低すぎても、
困りもので、
折角のチャンスを
逃すことにもなりかねません。

自分を俯瞰して、
よくよく考えて
実行に移すという
メタ認知能力が
高い人は
考えすぎて、
目の前にあるチャンスを
逃しかねません。

成功する人って、
とりあえず、やってみる人が
多いような気がします。

どこかの経済学者が
言っていました。
「意味不明な勇気を持って、
とりあえず、ゴー！！！」

 

 

 

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