英語は簡単にマスターできる、という ウソ

たったの一ヶ月、
いや、たったの一週間で、
英語ペラペラ
などというキャッチフレーズを
信じてはいけません。
人間は「楽」
という言葉に弱いようです。

いいですか、
英語というのは言語です。
誰かと英語で話すには、
相手の言っていることを
理解しなければなりません。

そもそも、
相手が何を言っているのかが
理解できなければ、
答えられないため、
会話にならないということです。

英語教材の宣伝で
よく耳にする言葉が
あります。
英語はたったのこれだけを
覚えればOKということは
ありません。

ネイティブの相手は、
どんな単語や文法を
使ってくるか分かりません。

それに、ネイティブは
話すスピードが
半端なく速い!

私がニューヨークに
住み始めた頃は、
これは本当に英語
なんだろうかと
疑いたくなるような
ハイスピードな
英語だったんです。

帰国して、
ネイティブの声が
入っている英語教材の録音を
聞いてみました。

確かに、その録音は
綺麗なアメリカ英語ですが、
かなりスロースピード
に感じました。

とにかく、
楽をして言語をマスター
しようと思う人ほど、
英語学習が
進まないか、やめる傾向に
あるんじゃないですかね?
高い授業料を取られるだけです。

赤ちゃんの
言語習得がかなり早いのは、
赤ちゃんの脳が
大人の脳とは
比べ物にならないほど、
天才的だからだそうです。
どんな天才でも、
赤ちゃんの脳には
勝てません。

大人になってから、
言語を習得するのは
大変なことです。

たったの5〜6種類の表現を
覚えるだけで十分だ、
などといい加減なことを
いう人を信じてはいけません。
彼らの懐に
多額の授業料が
入ってくるだけです。

私は
英会話スクールで
英語がペラペラに
なった人を
いまだに知りません。

英語学習に使うと、
1番よい方法は、
なんといっても、
映画じゃないですかね。
これこそ、
ネイティブの
普通のスピードに
なっているように思います。

極端な言い方をすると、
口の中に食事を入れたまま、
あるいは、
歯磨きしながら、
話されている英語でも
聞き取れるように
なるのが理想です。

日本人がなかなか英語を
マスターできない理由は
こういうことなのかもしれません。

1、楽をしたい。
2、本場の英語を聞いていない。

宣伝で、
英会話学校に通った人が、
こんなにペラペラに
なりました、
と言っていますが、
その部分だけ覚えていれば
誰にでも
ペラペラに
見えるようにできます。

私は
英語が喋れる、
という言葉が嫌いです。
英語が理解できる、
にした方がいい。
日本人に決定的に
足りないのは
ヒヤリングじゃ
ないですかね?

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