その高い鼻、へし折られますよ!
二極的な考え方でいくと、
派閥や喧嘩が起こる。
それより、すべてがひとつで
成り立っている、と考えるほうが、
平和な世界に住めるような気がする。
先生と生徒、
親方と徒弟、
神父や牧師と信者、
住職と檀家、
などなど、
特に宗教の世界は、
悟りを開いた人と悟っていない人、
というふうに、二極化します。
最近特に思うのですが、
この人間界に生きていて、
「悟る」なんてことは
人間には無理だと思います。
どんな人間でもみんな兄弟だ、
そう思うことによって、
相手に対する憎しみや偏見が和らぐ、
なんて綺麗事をいう教祖は聞きなさい!
あんたの親族が殺されても、
その犯人を兄弟だと思えますか?!
綺麗事を並べるんじゃないよ!
そんなこと言っているおまえが
一番悟ってないんだよ!
そんなことを言っている私も、
「私の言っていることを聞け!」
だなんて、私も二極化している。
私のほうがよく知っているんだよ、
と傲慢になっている自分が見えてくる。
実は何も分かってないのにね。
人間が人間であるうちは、
永遠に悟れない、というのが私の意見。
そもそも哲学なんていう分野や宗教は、
人間が作ったものであって、
アリンコが人間を理解できないのと同様に
人間が神を、あるいは、宇宙を
理解できるわけがない。
もし、宇宙や神の世界が見えたり、
分かったり、理解できたら、
ロクなことにならない。
くだらない哲学書を読んでいる暇があったら、
今晩のおかずは何にしようかな、
と考えているほうが、
よっぽど哲学しているのかもしれない。
すべてはノンデュアリティー!
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