いかに自分が楽をするかしか考えていない上司諸君へ

適材適所という言葉があるように、
職員を向いているところに
配属してあげないと、
全くもって向いていないところに
配属になった職員は相当なストレスを受けます。

どこの職場でも、
皆が敬遠している部署があります。
地獄のように厳しい上司がいる、とか、
地獄のように体がきつい、とか。
朝から晩まで、
灼熱の太陽の下で、
汗だくになって働く部署もあれば、
クーラーの効いているところで、
机に向かってゆったりと仕事を
する部署もあります。

しかし、職種によっては、
汗だくになって外で働く仕事
であっても、そこで働きたい
と希望する職員がいた場合には、
その人を希望通りにしてあげたらいい、
と思いませんか?
その職種に必須の専門的知識もあって、
自分の力をそこで最大限に生かせる、
と思っている職員を希望通りの部署に
移動させない理由とは何でしょう?

私は日本人的な気質が、
適材適所の邪魔をしているのだと思います。
自分よりもレベルが高い人材を
上司は嫌うのです。
ヤル気満々で、是非その部署で働きたい、
と言っている人がいるのに、
その人は、上司が扱いにくい人物であるため、
適材適所にはならないわけです。

アメリカ人と全く逆の性質ですね。
アメリカ人なら、
優れた人材をドンドン使って、
会社を良くしていこうと思うでしょう。
ある職員は物凄く努力してきて、
専門知識も豊富で、
炎天下で汗だくになっても構わないから、
自分が積み上げてきた経験を
生かして仕事をしたい、
と言っているわけです。
会社にとっては、
願ったり叶ったりじゃないですか!
そんな人を無視して、
宝の持ち腐れみたいに、
希望していない部署で働かせるのは
なんとももったいない話です。

その人が信念を持っている分だけ、
上司の言うことを聞かないで暴走するのを
上司は恐れているケースがあります。

人をうまく使うことができない会社は
発展しないと思います。
YES
マンで上司が使いやすい、
という理由だけで人事移動を決めるのは
将棋の駒を間違ったところに置いている
のと同じで、負けます。

イヤイヤながら向いていない部署で
働き続けた職員は辞め、
嫌ではないけど、
自分の力が発揮できない部署で
働いている職員も辞め、
良い人材を他の会社に取られてしまい、
損をするのは会社です。
YES
マンを使っている上司は楽でしょうけど、
YES
マンでいなければならない職員にとって、
職場は地獄です。

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