稼げるオンリーワン

みんな、私の着ているものを見て笑ったわ。
でもそれが私の成功の鍵。
みんなと同じ格好をしなかったからよ。
__ココ・シャネル__

 商売というのは、必ず競争相手が現れて、競り合いが始まるんですよね。YouTubeを観ても分かるように、自己啓発ものなどをやっている人は、ほぼ同じことを言っています。それでも、最近はテレビ離れが進行していて、個人が作ったYouTubeチャンネルは人気です。特にYouTubeでなくても、成功する人とはどんな考え方をしているのでしょう。
 タイトルにもその下にも書いたとおり、柳の下にドジョウは二匹いないんですよね。つまり、人と同じことやってもなかなか成功者にはなれません。今までに例のないやり方をやった人は、しばらくお得意客が付くでしょう。しかし、すぐに強豪が現れて同じ種類の作品の中にうずもれてしまうのです。誰にも真似できないもので勝負するしかありません。歌とかは人気がでたら儲かるかもしれません。歌声というのはオリジナリティーがありますからね。物まねが得意な人に真似をされる可能性はありますが、自分が初のブランドになれば売り上げもあがるように思います。以前、珍しい焼き鳥屋さんに行ったことがあります。その場所は交通の便が悪くて、駐車場も三つしかないせいか、誰が何屋さんをしてもすぐに倒産してしまう劣悪な場所にありました。しかし、焼き鳥屋さんだけは成功しました。店内に入ると、サインの入った色紙がビッシリ貼ってあってびっくりしました。たくさんの芸能人が来るのかなぁ、と思ってお店の人に聞いてみると、なんと、全部、普通の人のサインだったんです。お店に入ったら自分の色紙が貼ってあるなんて、いい気分になりますよね。人間の証人欲求をみごとに利用した作戦です。県外からもお客様がくるお店になって、支店を作るほどのお店に発展しました。店長さんのトークも、いい感じでしたよ。
 商売というのは、ちょっとしたセンスや発想でかなりの成果があがるんですね。焼き鳥屋さんの場合は、すぐに真似されてしまうやり方ですが、ターゲットを絞って、誰にも真似できないもっと素晴らしいアイディアが頭にひらめくかもしれません。自分をよーく観察して、あるいは、小さいころから得意だったことなどを思い出して、オリジナリティーがいっぱいの商売をしたいものですね。

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