『気の発見』BY 五木寛之

私たちの体はどんどん年を取って衰えてきます。
ところが、衰えるどころか、「気」はますます強くなるそうです。
以前、レイキとかが流行りましたね。
すでに若くない私にとっては朗報です。
今日は、五木寛之氏と望月勇氏の対談が書かれている本を紹介します。

  私たちが生きているこの世界には、目に見えるものと見えないものがあって、目に見えず、証明できないものは信じない人が多い傾向がみられます。私は以前犬を飼っていましたが、犬が亡くなる時に虫の知らせのようなものを感じました。直観というのはあると思います。なんとなく、という直観は当たることが多い。この混沌とした生き辛い世界で、私たちは、何を頼りに生きていけばいいのでしょうか。
 本書の中で、自分の「気」のいいところをよく知って、自分らしくあることが大切である、という内容がありました。いやなことを無理して毎日やっていると、「気」が滞って体に悪いとのこと。我慢しているとストレスが老廃物や邪気になって病気になりやすいそうです。以前、芥川龍之介氏の作品で、単純な動作を朝から晩まで行っていた人が自殺したという内容の小説がありました。とてつもなく重たいものをA地点からB地点に移動させるだけの作業を繰り返していたという内容だったと思います。題名を忘れました。人間は自己証人欲求がありますから、何も意味のない行動は心身をひどく痛めつけるのだと思います。できれば、もっとも向いていないことを歯を食いしばって行うのは避けたいですね。人生は修行だ、という人がいますが、修行なんてする必要はないと思います。好むと好まざるに関係なく、生きているといろんな出来事があって、とてもつらい時を乗りこえなければなりません。少し肩の荷を下ろして、自然のなり行きに任せてみたいと思いませんか? あるいは、自分の中に湧いてきた直観に従ってみませんか? 五木氏によると、私たちは自然の一部であると述べています。以前ブログに書いた「自分だけのパワースポット」で、真っ青な空だけをじっと見つめていると、自分も空の一部になったような気がします。人間は、今まで競争ばかりして、自分のポストをアップさせようと躍起になっていたのかもしれません。望月氏によると、ヨガは、自然の動きに任せて決して無理をしない、人と争わないことが基本中の基本だそうです。また、人を癒すということは自分を癒すことになるとも述べています。最近、私は鼻歌をよく歌うのですが、歌は老廃物を出す効果があるそうです。適当に歌っているので、何の歌で、誰が歌っている歌なのかさっぱり分かりません。頭に浮かんでくるままに歌っています。この本と巡り合うことが素敵なシンクロニシティ―だったのでしょう。
 人間にはできることとできないことがあって、そのどちらも認めたうえで、自分ができることからボチボチやるのがいいです。人間は大自然の中でとても無力な存在です。どんなにあがいても思い通りにならない時には、神様に白旗をあげて休ませてもらいましょう。命にかかわるような一大事の渦中にあるなら、泣いて神様に救けを求めたらいいのです。人間には、素晴らしい「気」というものがありますから、良い「気」をいっぱい吸い込んで、身軽になりましょう。Must と Should に縛られて体も気分も重たいかたにお勧めの本です。

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