すべてはネガティブから始まる

いつも愚痴っているヤツとは
付き合いをやめる、という人がいる。
ネガティブなことをいう人は
入社させない、という社長がいる。
でもね、
ポジティブで明るくて華やかな世界に入るためには、
ネガティブの難関を突破しなければならない。

秋の縮景園

世界中の人がポジティブで、
明るく楽しく過ごしていたら、
ポジティブという言葉は生まれなかったでしょう。
ポジティブはネガティブがあるからこそ、
光り輝き、ありがたいのです。
深い闇のようなネガティブを経験した人だけが、
本当のポジティブに出会うような気がします。
真っ白い画用紙に、
白のペンで描いても、何も見えないでしょう。
あたりまえですが、
画用紙もペンも白だから、
当然何も見えません。
蝋燭の火は
周囲が真っ暗闇だから引き立つのです。
闇がなければ、蝋燭なんて必要ないのです。
ネガティブもポジティブも両方必要なのがこの世です。
心がネガティブだらけになって、
息苦しくなったら、
ネガティブな話を聞いてくれる人が必要です。
人間はロボットではありませんから、
ボタンひとつで心をリセットすることはできません。
ネガティブが心に沈殿しないように
吐き出すことも大切。
ネガティブを邪悪なものとして
排除しようとする人は、
あまり酷い目にあったことがないのでしょう。
そのような人は自分がネガティブになった時には、
誰も相談する人がいません。
同僚と一緒に飲みに行って上司の悪口を言ってもいいのです。
自分はポジティブの塊で、絶対にマイナスの言葉は使わない、
といきがっている人は結構弱い、というか、もろい、です。
自分のネガティブと向き合って、
自分のネガティブも他人のネガティブも認めて、
適当に休んだり、頑張ったりしながら、
精神のバランスを保っている人は強い人です。
かっこいいところしか見せない人は、
土壇場で弱くなる。
子供には親の弱さを見せたくない、
という人もいるでしょう。
でもね、
子供は、弱い親からも学ぶのです。
神様みたいに完璧な親はいませんからね。
反面教師で、あんなふうには絶対になりたくない、
と思ったり、
ボロボロになった親から、
人間の奥深いところにある悲哀を感じ取ったりするのです。

ネガティブを軽くみてはいけない。
何かの拍子に普通にできていたことが
突然できなくなることがあります。
「できない」を経験すると、
「できていた」頃の自分が「あたりまえ」だと思っていたことは、
実は当たり前ではなかったことに気付くのです。

人生は「気づく」ことの連続です。
すべてはノンデュアリティー

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