バ、バ、バ、化け物!

こんにちは!
みなさまは、笑いのツボにはまったことがありますか?
このツボにはほとほと参ってしまいます。
いったんはまったら、、、、
こんなのは私だけでしょうか?
他にはこんな人はいないと思います。
いったんはまったら、、、、
とどまるところを知りません。
今日は大変だった思い出についてお話します。

 

電車の中で

発作は電車の中で始まりました。思い出し笑いです。最初は「クスッ」だけで済むと思ったのですが、なかなか手ごわいのが始まっちゃいました。弾けそうになる笑いのツボをこらえてもこらえても、肩が震え、さらに背中が震え、周囲の人に笑っていることがバレそうになりました。いや、もうバレていたと思います。目的の電停まであと少しだから我慢したい! なんとか誤魔化そうとして、私はうつむいて髪の毛で顔を隠しました。口に手を当てたり、頭を抑えたりして、気分でも悪いような演技をしていました。

やっと目的の電停に到着

やっと電車を降りる時がきた! まだ笑いのツボは収まらない。電車を降りるとツボはさらに悪化して、肩がガタガタ震え、声がでそうになりました。やばい! どうしたらいいんだ! そうだ! 気分が悪いふりをして誤魔化し続けるしかない。ホームセンターの周囲を取り巻く塀に向かって、両手で顔を覆い、しつこい笑いのツボと戦っていました。

救急車を呼びましょうか?

ツボよ早くおさまってくれ! という私の心の叫びも虚しく、さらなる難関が私を待ち受けていたのです。男性が近寄り、私に声をかけてきました。「大丈夫ですか? 救急車を呼びましょうか」笑いの悪魔は、救急車という言葉に反応して、さらなる笑いのツボが炸裂してしまったのです。私の肩は大きく揺れ、激しく上下し始めました。もう誰にも止められません。

まるで化け物でも見るような目が、、、

救急車がきたら大変だ! 私は強烈な敗北感の元で、笑いを抑えることができないまま、というか、笑いなから、というか、くしゃくしゃの顔のままで、男性を見ました。男性は、まるでホラー映画でも観ているかのようなリアクションで、指先を丸めた両手で口元を覆ったまま、二歩三歩と後ずさりすると、風のように去っていきました。男性の手は小刻みに震えていました。

 男性が去った後、笑いのツボもおさまり、無事に買い物に行くことができました。ほんとうに笑いのツボって厄介なんですよね。あの時の男性は、このエピソードをお友達や家族にどのように説明するのでしょうね(恥)

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