自分を愛せる人間が他人も愛せる__五木寛之の名言

自分のことが大嫌いな人は、
周囲の人の中にも嫌いな人が多いと言われています。
それもそうですよね。
自分のことが好きになれないのに、
他人のことが好きになれないわけです。
では、どうやったら、
嫌いな自分と決別することができるのでしょうか。
今日は、五木寛之氏の名言を味わってみましょう。

 

自分を愛せる人間が他人も愛せる

 自分のイヤなところが他人に投影して見えるから他人が好きになれないのかもしれません。自分の良い面をノートにでもパソコンにでも書いてみましょう。意外と「自分っていいヤツじゃん!」と思えるところがあるものですよ。
 他人に厳しい人は自分にも厳しいものです。たとえば、時間に厳格な人は、誰かが待ち合わせの場所に遅れたりしたら許せないと感じます。仕事に関してスピードを重視する人は、仕事が遅い人を見てイライラします。あまりにも綺麗好きな人は、ちょっとでも散らかす人を許せないのです。このように自分を基準にして考えると苦しくなります。相手の行動や考え方が自分の生活を脅かすほど過激なものではないのなら、自分と他人の違いなんて、たいした違いではないのです。逆に自分にはできないこともあるでしょう。ちょっと理屈っぽくなりますが、散らかしている人は、物を整理できてないように見えるだけで、実は、雑然と整理しているのかもしれません。以前、私の知り合いで、超汚い部屋に住んでいる人がいましたが、どこに何があるのか、キッチリピッチリ把握していたんです。すごい才能だな、と思いました。私はどちらかというと、綺麗好きなほうですが、散らかしているにも関わらず、頭の中ではスッキリ整理できているというのは、そういう種類の才能なんだと思います。私にはできません。これは極端な例ですが、自分にできないことを他人が許してくれている場合が必ず存在するものです。「できない自分」を自分で許してあげると、他人も許すことができます。つまり、自分を大切にすると他人も大切にできるということです。
 顔の一部でも何でも構いませんから、自分の好きなところを書き出してみてください。「私は正義の味方だ」と思ったら、弱い人をかばう優しい人だということです。他人の中にも優しさを見ることができるでしょう。

 

喜ぶ習慣

 私は毎日日記をつけています。書き初めてもう十年が経ちました。最後に一言二言、一日の中で嬉しかったことを書くようにしています。どんなに引きこもっている人でも、他人とのやり取りが多少はあるでしょう。それを日記などに書いてみてください。日記をつけない人はメモ紙でもいいし、寝る前に思い出すだけでもいいです。
 喜ぶということは血液の循環をよくし、良い眠りに繋がります。そして、今回のテーマである「自分を愛する」ことに通じると信じています。何も嬉しいことがなかった場合でも、朝、ゴミを出しに出た時、近所の人と交わした「おはようございます」という挨拶だけでもОKです。あの人、今日も挨拶してくれたなぁ、と思うだけでも構いません。喜ぶことを習慣にすることが目的ですから、ちょっとしたことでも喜びましょう。聖書の中でイエス・キリストも、「いつも喜んでいなさい」と言っています。会社に出向いて働いている人は、たくさんの人と関わり、たくさんのエピソードがあることでしょう。とにかくうれしかったことだけを思い出してください。面白くない出来事であっても、嬉しい出来事に作り替えたらいいのです。私は若いころ銀行に勤めていた時期がありました。当時はボーナスシーズンになると、営業職でもないのに、預金してくれる客さんや金額のノルマが強烈に厳しかったんですよ。私の親戚には、これといって大物がいません。大口の預金をしてくれる知り合いもいません。自分のボーナスを成績の一つとして定期預金にしていました。その銀行は、職員の名前を一位から順番に棒グラフを作って大きな紙に描き、張り付けるは張り付けるは張り付ける!(笑)トイレのドア、休憩室のドア、会社の入り口のドア、ドアというドア!(笑)私は最下位から二番目でした。最下位の職員はパートのおばちゃんだったんです。今、あんなことをしたら、イジメとしてパワハラ問題になるでしょう。それでも、趣味に没頭していた私は、そんな棒グラフなんて何とも思わず、平然と出勤していたんですよ(笑)。イジメにも合いましたが、仕事より趣味を充実させたかった私はなんと図太いのでしょう! このエピソードは一見して、面白くないことのようですが、私の神経の図太さは筋金入りだと思って、自分の強さに座布団を何枚もあげていました。
 たとえイヤなことがあっても、自分を労わり、自分を愛する事は大切ですね。一日の終わりではなくても、常に喜ぶ習慣を身につけて自分を大切にしていると、他人も労わり、愛することができるのだと思います。また、常に喜んでいると、引き寄せの法則が働きます。不思議なシンクロニシティ―に導かれて、嬉しいことに出会うようになるものです。良い仕事や仲間との出会いがあったり、買い物に行くと、ちょうど欲しかったものを安い値段でゲットできたり、嬉しい感情は嬉しい出来事を連れてきてくれます。

 

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