計画通りにいかなかった結果は誰のせい?

思うようにならない世界で
私たちは生きています。
どんなに
「なせばなる」精神で
頑張っても、
思うようにならないことは
起こりえます。
どんなに酷い結果になっても、
自分の心を正常に保つために、
ノンデュアリティーの
考え方を使ってみました。

新宿・歌舞伎町の夜

そもそも、
私たちは
生まれていないし、
死ぬこともないのです。

自分の人生は
自分で切り開くべきだ、
という人がいますが、
どんなことでも、
自分でコントロールしたり、
選んだりすることは
できなくなっているようです。

私たちの人生は、
作成が終わった映画を
観ているようなものです。
動画の中に組み込まれた
ワンシーンは
台本や映画監督の指示の元で
すでに決められています。
もう映画化されているのに、
それを自分で勝手に
作り変えることはできません。

人生脚本を書き換える、
などと言っている人がいますが、
無理です。

こう言われると
夢も希望もなくて、
人生がつまらないものになる、
と思うのは当然でしょう。

しかし、
目標を達成できず、
どん底を味わった人にとって、
ノンデュアリティーは
素晴らしい効果を発揮する
特効薬だと思います。

引き寄せの法則なんて
ありませんよ。
逆に、努力によって、
願い事が叶ったように
見えている人は、
願い事の方が、
あなたを引き寄せたのです。
そうなっているのですから
仕方ありません。

一体、誰が何のために、
人間の人生を
映画化したのでしょうか?
それは永遠の謎です。

一つ考えられるのは
私流の考えですが、
神様がいろんな物や人を
発生させて
楽しんでいるのかもしれません。

どんなに努力しても
願いが叶わないのなら
努力なんかしません、
と言う人が現れそうですね。
そういう人の人生脚本には
努力しても報われない、
というストーリーが
書き込まれているのですから
その通りになっているだけです。

そのようなストーリーに
なったのは、
誰のせいでもありません。
努力が足りなかったせいでも、
やり方がまずかったせいでもなく、
努力が報われなかった、
というストーリーを
味わっているのです。

私たちは人生脚本を
読んでいるようなものなので
とりあえず、
最後まで読んでみましょう。

この世界は、
プラスとマイナスが
交錯する世界です。

失敗や悪い結果は
決して、
失敗した人のせいではなく、
私たちはそのような人生を
味わっているだけです。

人間の人生って、
福袋みたいなものかなぁ?

アスリートは
オリンピックに出たい、
と思って日々練習するのですが、
金メダリストよりも
もっとすごい人が
いるかもしれません。

家庭の経済的な問題で、
一流のコーチや海外留学などを
受けることができなかった
選手もたくさんいます。
現実の世界で
金メダリスト以上の
能力を有しながらも、
その世界から
消えていくアスリートは
たくさんいると思われます。

逆に、
周囲の環境も本人の才能も
整っているのに、
金メダルを
ゲットできない
アスリートもいます。

どんな人も、
決まった脚本通りの人生を
味わっているのです。

残酷ですか?
このようなことを書くと、
何かを得るために
頑張っている人は
怒るでしょうね。

しかし、
どん底に落ちた時、
神も仏もない、
と思った時、
そんな時こそ、
起こった現実が
大したことじゃない、
と思えたら
どんなに気分が楽でしょう。

全ては
儚い人生のワンシーン!
思い通りにならなかったけど、
とりあえず、
人生脚本の次のページを
読んでみようじゃありませんか。

 

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