毒親を最後まで看とります

口では言い表せないほど
強烈な毒親の
面倒を看ています。
弟は結婚して
さっさと親から離れて
暮らしています。

父は7年前に他界。
母はまだ元気です。
毒親だからと言っても、
一緒に住んでも
なんとかなる場合もあります。

なんとかなる場合は、
毒親だと見破っていて、
さらに、
自分に生活能力が
あることが条件です。

最近、
やめてくれたようですが、
母は私のことを
「ババア」と呼んで
いました。
すごいでしょ?!
父は私を
腐れ外道(げどう)
と呼んでいました。
なくなる間際には
私の要望を聞き入れてくれて、
腐れ外道と言わなくなりましたが。

私は、
幼い頃から、
夫婦喧嘩の犠牲で、
母の口癖の
「おとうさんと別れるから、
どっちにつくかよく考えて
おきなさい」
と言われていました。

これって、
幼い子供には
かなり残酷ですよ。

私はいつも、
ご飯が食べられなくなる
かもしれない、
と思って暮らしていました。
悲しい幼少時代を
送ったわけです。

世のお父さんとお母さん、
子供の前で、
家族の悪口は
言わないでください。
お子さんが
人の顔色ばかり見て、
ビクビクする子に
なりますよ。

さらに、
最近はこんなことはない
とは思うのですが、
男の子ばかり可愛がって
女である娘は
適当でいい的な
扱いをするのはよくないです。

昔から、
よく言われているように、
最も可愛がらなかった子供に
老後を看てもらうことに
なる、というのは
当たっています。
現に、
私が母を看ています。

どうして
そんな毒親の面倒を
看ているのかは、
私にもわかりません。
多分、
そういうことになって
いるのでしょう。

弟の嫁さんが、
来なくなるのも
分かります。

母は自分の思い通りに
ならないと、
異常に不機嫌に
なります。

私への電話があると、
子機を持って、
風呂に入っている私の
ところまできて、
「電話、電話、
早くとって」
と言うんですよ。
私はちょうど髪を
洗っていて、
顔も手も、泡だらけに
なっているのに、
私が電話を取るまで、
「電話、電話」と言って、
何がなんでも、子機を
渡そうとするんですよ。

相手の状況や立場を
理解することが
できないようです。

弟は賢いですね。
両親の変な特徴に
早く気づいて
結婚し、さよなら、
ですからね。

でもね、
気づいていれば、
ほっとくことが
できますから、
今じゃ、
立場が逆転!

私が親で
母が子供
みたいなものです。

今、
毒親の親元で
往生している人は、
自分で稼げるように
なるまで辛抱してくださいね。

働いてある程度
お金を貯めたら、
一人暮らしをお勧めします。

 

 

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