都会に住む心構え

都会のイメージとして、
どんなことが
頭に浮かびますか？
華やかでイベントが
たくさんあって、
楽しいばかりでは
ありません。
「住む」となると、
相当な覚悟が必要です。

私の場合は、
ニューヨークという
犯罪の多い街に住んで
いましたので、
日本では適応外の
部分もあると思いますが、
これから
都会に住む予定の人は
参考にしてください。

まず、
アパートなどの
住む場所は、
日本では有名な会社が
アメリカでは
悪名高い会社だったりして、
日本円で
40万円くらいの
お金の損失を受けました。
住むアパートを
決める際に、
よく調べておいた方がいいです。

行って実際に住んで
見ないと分からないことが
多いのですが、
私が住んでいたアパートでは、
麻薬常習者が二人いる、
という噂がありました。
あの人かな、
と思い当たるような人物が
実際にいてびっくりです。

さらに隣のアパートには、
ピストルで脊髄を
撃たれて車椅子の生活に
なっていたスペイン人の
男性がいました。

夜になると、
銃声が聞こえて、
パトカーが再々来るので、
気持ち悪かったです。

日本は銃社会ではないので、
ここまで酷いところは
ないのかも知れません。
しかし、
都会には犯罪が
つきものなので、
危険なところに行かない
ようにすることが肝心です。

とりあえず、
就職の場合は、
社宅に住む方が
賢明かもしれません。

女性がアパートに住む場合には
男性の下着を干したり、
男性の靴を玄関に置いておくなど、
工夫が必要です。

私はニューヨーク内を
何度か引っ越しましたが、
引っ越すときの基準として、
一番チェックしやすいのは、
街灯がどのくらいあって、
夜はどのくらい明るいか、
というチェックです。
昼間に行ったのでは
分かりにくいので、
夜行ってみるのもいいし、
昼間なら、
上の方を見て
街灯をチェックしてください。

有名な不動産屋だから
安心ということはないです。
私の場合、
誰も入らない部屋が
すぐそばにあったのですが、
わざとセッティングされた部屋
だった可能性があります。
つまり、
詐欺にあったわけです。

やばい不動産屋と
関わってしまった場合は、
何も文句を言わないで
さっさと引っ越したほうが
いいです。
文句を言うと
厄介なことになる可能性が大。

都会は変わった人が多いようです。
まともに相手にすると
大変なことになりかねないので、
対人関係は
挨拶だけの人、
世間話をしてもいい人、
など、
区別して付き合うのが
いいでしょう。

私は、
隣のビルに住む
病院勤めの
アメリカ人女性と
仲良しになりました。
よく立ち話をして
いたのですが、
ある日、
私たちの近辺に宿を
借りている旅行中の
日本人男性が、
私のアパートにやってきて、
「俺のことを
チキンだと言っただろう！」
と怒鳴り込みに
きたことがあります。
彼は英語が
分からないのでしょうか？
彼の頭の中では、
私とアメリカ人女性が
「チキン」という言葉を使って
彼の悪口を言っている、
という解釈になっていました。