未来に起こる事は空想に過ぎない

未来に起こることは
誰にも分からない。
きっとこうなるんだろうな、
と思っても、
実際には真逆のことが
起こったり、
諦めていた願いが
叶ったりする。

みなさま、
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今日は
何がなんでも
やらなければならない、
とか、
アイツを絶対に許さないぞ、
とか、
起こってくる困難を
自分でなんとかしようと、
悪戦苦闘している人が、
気楽になれる方法について、
考えてみました。

人間は生まれる前に
強制的にあるカプセルに入れられて
生まれてくるんじゃないですかね。
自分が選んだカプセルじゃなくて、
そこらじゅうに
無限に浮かんでいるカプセルの
うち、
たったひとつが
たった一人の人のために、
誰かが選んだカプセルです。

あなたも、
あなた以外の誰かも、
否応なく、
そのカプセルに入れられて
生まれてきた、
としたら、
どんな気分になりますか?

ここでいうカプセルとは、
生まれてくる国であり、
遺伝子であり、
容姿や頭脳など、
人生の台本です。
誰でも悪人に生まれたくないし、
善人に産まれたいですよね。

子供は、
親を選んで産まれてくる、
という話を聞いたことが
ありますが、
そんなことは
ないんじゃないですかね?
私達が、
チョイスできるものは
何もないんじゃないですか?

だって、
すべてはカプセルに
書いてある通りに、
進んでいますから。

こう考えると、
物凄い極悪人でも、
好き好んで
そんな人間に
産まれてきたのではない、
ということになります。

ほんの少しだけですけど、
このように考えると、
どんなに鬼のような人間でも、
哀れみの目で
見ることができるような
気がします。

もしかしたら、
私の代わりに、
その人が
極悪人になるプログラムを
命じられて、
大変な人生を歩んで
いるのかもしれません。

因縁とかカルマとか、
そんな細かいことは
人間には永遠に
分かることはなく、
単純に、
台本通りの人物を
そのまま表現しているのが
私達人間なのかもしれません。

ノンデュアリティーに
再々出てくるワンネスを
神であると考えるのは、
無理がありますね。

すべてが神であるとしたら、
戦争やテロも
神、あるいは、
神が決めたこと、
であるとすると、
神が愛である、
という考え方が
できなくなります。

私達人間は、
愛とは、
暖かくて、
優しくて、
守ってくれるもの
だと思い込んでいるので、
神が定義する愛と
人間が定義する愛には
かなりのギャップがある、
と考えるか、
神は存在しない、
と考えるしかありません。

いずれにしても、
もし、神が本当に存在するなら、
人間が神を理解することは
不可能です。

だから、
神や仏について
あれこれ考えるよりも、
好きなカフェにでも行って、
好きな本を読みながら、
好きなコーヒーを飲みましょう。

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