仕事が覚えられない原因

人を育成するのが下手な
会社ってありますよね。
あるいは、
自分の地位を守るために、
あえて仕事を教えない人が
いたりします。

自分はどうして
仕事が覚えられないのか、
自分や周囲の人を
よく観察してみましょう。
問題が自分にあるのか、
教えている人にあるのか、
見極めることが大事です。

機械的にただ
丸暗記するのを
得意としてきた人は
社会人になったら
ちょっと苦労するかもしれません。
社会に出たら応用力が
要求されます。

マニュアル通りにやっていると、
行き詰まってしまいます。
お客様とのやりとりにおいても、
Aというやり方が、
どのお客様にも
通用するとは言えません。
デスクワークについても
同じことが言えます。

日々こなしていること自体が
教科書であり、
周囲の職員の言動自体が、
お手本だと思って、
経験を積むしかありません。

 

しかし、
原因が自分ではなく、
教える側にある場合も
あります。
バイトならいいのですが、
正社員なのに、
働く部署が毎日違うのは
おかしいと思いませんか?

私が看護師として、
最初に勤務になったところは、
外来でした。
総合病院だったので、
毎日日替わりで、
眼科になったり、
耳鼻科になったり、
皮膚科になったり、
内科や外科にもなったり、
一日中採血だったり、
全く仕事が
覚えられませんでした。

事務職をやっていたのに、
全く畑違いの仕事についたので、
経験がない分、
仕事が覚えられなくて
困り果てたことがありました。
長年勤めているナースは
眼科なら眼科で
毎日同じ職場なのですが、
新入社員だけが、
毎日、
いろんなところを
たらい回しにされていました。

私の場合は、
上司に相談して、
心臓血管外科病棟に
移動になりました。

わざとなのか、
自分の地位を守るためなのか、
教え方が
かなりまずい人もいます。
事務系の仕事でも、
流れがあって、
一連の流れの中の
どのパートを
任されているのかが
分からないと、
こーして、あーして、
こーするんだ、
と機械的な作業の部分だけを
教えてもらっても、
連携プレイが
上手くいかないし、
教えられている人も
覚えられません。

自分のところにくる仕事が、
どんな人から
なんのために、
どのようにして、
回ってくるのかが
分かると、
覚えやすいし、
自分のところから
次のスタッフに
仕事をバトンタッチする時、
どのようにしておいたら、
次の人に親切か、
あるいは迷惑になるか、
が分かると、
仕事も早く覚えられて、
チームプレイも
身につきます。

分からなかったら、
すぐに同僚や上司に
質問するのが大切です。
分からないまま、
ほっとくと
質問できなくなります。

会社自体が
離職率も多く、
人の使い方が悪いと思ったら、
「ハズレ」と
思って早めに
縁を切ってもいいかもしれません。

 ↓ いつもクリックしてくださってありがとうございます。応援してください。
エッセイ・随筆ランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA