陰湿なイジメ__丸裸にして奈落の底に突き落とす鬼

背筋がぞっとするほど怖い話。
新築のタワマンであった実話です。
女神の仮面を被った鬼が、
一人の女性の心をズタズタにしました。
進退窮まった時、あなたならどうしますか?

写真はイメージです。 本ブログとは無関係です。

 元亀さん(仮名)は、女医さんで、本も出版していらっしゃるちょっとした有名人です。当時41歳で、夫と二人暮らしでした。彼女は、作家であり医師でもあるという肩書のせいか、マンションでもたくさんのファンができて、いつもラウンジで一緒にコーヒーを飲んだりする同タワマンの奥様の憧れの存在でした。しかし、引っ越してきて半年が経過した頃の事でした。隣の門前さん(女性・仮名)の様子がおかしくなったそうです。
 リーダー的存在の門前さんも含めて、同タワマン住人の数人でフランス料理を食べることもあったらしい。門前さんはいつも笑顔で挨拶してくれる優しく気さくな女性だったのに、元亀さんのほうから挨拶しても無視するようになったのです。それからというもの、徐々に仲良しだった同マンションの住人のほとんどが元亀さんを避けるようになりました。挨拶もしません。住人の顔を見ると、知らんぷりしている人、明らかに元亀さんを避けたがっている人、不快感を露わにして顔で攻撃してくる人、など、不愉快になるような態度の人ばかりが目につきます。ある日のこと、元亀さんは、お隣の門前さんに事のなり行きを話し、何が起こっているのか聞きに行く決心をしました。しかし、呼び鈴を鳴らしても誰も出てこず、電話もブロックしているようでした。元亀さんは対人関係でもめた事はほとんどなく、どこまでも平和を愛する人です。なんとかしてこのような不快な対人関係の原因を突き止めようと思いました。ある日、元亀さんが特に仲良くしていた隣人ではない住人に相談してみました。虎方さんは、妻に先立たれて一人になったという70歳くらいの老人です。元亀さんは、1人暮らしの老人が40台の若い女性集団のもめ事なんて分かるはずがない、と思いましたが、なんと背筋がぞっとするような怖い回答をしてくれました。「あんたねぇ、もう少し謙虚にしていたほうがいいよ。このマンションの住人は自己顕示欲の塊みたいなもんだからさ、夫の職業が医者や弁護士だったりして、自分より上の人間を見たら腹が立つのさ、あんた、医者と作家を両方やってるんだってね、しかも、あんたの部屋は最上階だろ? 何をやっても目につく鼻につくのさ、人間ってのはね、自分が持っていないものを他人が持っていたら、嫉妬するんだよ。それに、あんたはベッピンさんだ、女性にとっては最もイヤなタイプだね。」元亀さんはこれからどうしたらいいのか聞きました。「引っ越すか、気にしないでここに住み続けるか、どっちかだね」と老人。さらに「門前さんは、子どもの頃からの親に対する鬱憤が相当貯まっているようだから、あんたを使って鬱憤をはらしてるんじゃないかなぁ、あの人、徹底的に嫌がらせをしてくるよ。もっと仲間を増やすよ。あんた、ここに住むと決めたら、相当な忍耐がいるんじゃないかな。前の住人もあんたと同じようなことをされて、結局、引っ越したよ」と。
 元亀さんは、今回の物件は希望通りのものなので、しばらく様子を見ながら住み続ける事にしました。話しづらいことを話して貴重な情報をゲットできたので、これからも虎方さんとは仲良くしたいと思ったそうです。しかし、その老人も元亀さんの挨拶を無視するようになったといいます。さらに、嫌がらせがひどくなり、ゴミ置き場に元亀さんが置いたゴミを何者かがグチャグチャにして、呼び出しを食らってはつるし上げられるようになりました。要するに罠を仕掛けられて、耐えられないような陰湿なイジメに発展しているらしいのです。

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 自分の手は全く汚さず、仲間をドンドン増やしてマインドコントロールし、○○さんはあーだこーだという作り話を垂れ流す悪魔! あなたのそばにも居るかもしれません。門前さんのような人は本当に厄介です。自宅が持ち家あるいは購入したマンションの場合、相当なお金持ちでない限り、引っ越すのは難しいです。では、どのようにしたらいいのでしょう。門前さんは、精神病を患っている可能性がありますから、どうしてシカトするのか、などと聞いても何のメリットもありません。旦那さんが怒って仕返しにくるか、元亀さんがマンションの雰囲気をぶち壊したなどと言って、もっと攻撃されるのがオチでしょう。ありもしない噂をされても、噂は噂であって証拠はありませんから、相手にしないほうがいいです。こんな病的な人にエネルギーを使うのはエネルギーの無駄使いになります。かといって、ゴミをグチャグチャにされて、自分のせいにされたらたまったもんじゃありません。区役所などに相談すると、ゴミ置き場を変えてもらうことができるかもしれません。防犯カメラをつけるとか、対策を考えればいいのです。シカトだけならまだマシで嫌がらせにも程度がありますから、迷惑防止条例違反になる場合には警察に電話しましょう。私だったら、この基地外軍団を小説に書くでしょうね^^。このようなケースでは、話し合いが一番だ、という人もいるでしょう。元亀さんが選んだベストアンサーは、話し合いをする、というものでした。私としては、門前さんは話し合いができるような人ではないと思うので、彼女が視界に入っても無視して、悪さをされたらその都度対策を考えるようにします。ビクビクしたり、オドオドしていると、こういうサイコパスのような人は益々喜ぶだけです。弱い人をイジメて困った顔を見るのが楽しくてしょうがないのです。反応しないのが一番です。相手を田畑を荒らすイノシシくらいに思ったらどうですかね。イノシシに悪い行動を指摘しても、イノシシには分かりません。または、イノシシよりももっと小さい嫌われ者のゴキブリだと考えたらどうでしょう。ゴキブリを説得することは出来ません。そんなことより、どうしたら駆除できるのかを考えます。つまり、門前さんの脳はゴキブリ程度ということです。門前さんと話し合うのはゴキブリと話し合うのと同じくらい無意味です。

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