問題解決能力の高い人
常に先のことを考えすぎて不安になり、
新たな第一歩を踏み出せない人がいます。
そういう人は、いつも過去のデータにこだわり、
頭の中でデータを分析して、
かくかくしかじかの状況では○○な結果を引き起こす、
などと勝手に想像して怖くなるのです。
今日は問題解決能力の高い人について考えてみました。
人間の頭は都合よく「忘れる」という能力があります。
「忘れる」と言うよりも「気にならなくなる」、
と言ったほうが当てはまるかも知れません。
会社や近所などでトラブルが発生した時、
大声で相手に正論をぶつけたり、
いかに自分が正しいかを押し付ける人は
問題解決能力に欠けている人じゃなかと思います。
問題解決能力を高めるためには、
鋭い人間観察能力が必要です。
そして、過去のデータに振り回されないことが大切。
特に人間関係の問題解決データは、
相手によっては全く役に立たないデータだったりするのです。
弁護士に解決を依頼する場合でも同じです。
同じ内容証明郵便を送っても、
Aさんは、
たいへんだぁ~、すぐに謝らなきゃ、訴えられちゃう、
と考えて、すぐに問題が解決する場合もれば、
Bさんは、
平然と同じ悪事を繰り返して
何事もなかったかのように暮らしていたりします。
つまり、問題解決方法はひとつではないのです。
優しく接したほうがいいのか、
ガンガン言ったほうがいいのか、
自分と相手の特徴を出したりひっこめたりしながら、
問題は解決に向かうのです。
相手を知り己を知れば百選危うからず、
という言葉のとおり、
自分にはあるけど相手が持っていないもの、
逆に相手にはあるけど自分にはないもの、
をうまく出しながら、
絶対に感情をむき出しにしないことが肝要。
誰かとトラブルを起こしているということは、
自分も相手も不愉快なわけです。あたりまえだけど、、、
できる限り、不愉快な感情を残さないように、
問題を解消できる能力を持っていたいものです。
一歩でも二歩でも相手に譲ったほうがいい場合もあり、
逆に、一歩でも譲ったら、
一歩も二歩も出てきて攻撃をくらうことになったりします。
そのパワーバランスをうまく見抜ける人が
問題解決能力の優れた人ではないかと思います。
なんだか抽象的な文面になってしまいましたが、
要するに、
折れるところは折れて、
自分のこだわりに固執しない人ならうまくやれそうです。
こだわりが非常に強く、絶対に折れない人とは、
ゆる~い関係のまま適当に放置して、
結婚などは絶対にしないことです。
こだわりの強い人と結婚すると必ず不幸になります。