勝手な解釈はやめろ!

当たり前ですが、
人間は不愉快な場所を避けたいと思う。
できるだけ居心地がよい所に身をおきたい。
しかし、居心地度が100%のところはない。
それに、居心地度100%とはどんな所なんだろう?

テレビやネットで紹介されている商品に
満足度を述べるのは変だと思いません?
アマゾンの口コミを見ても、
商品を星ひとつにしたり、五つ星にしたり、
何を基準にそのようなレベルわけをしているのかな?
最近思うのですが、
人間の満足度には上限がありません。
期待値が高ければ高いほど満足度は低くなるように思います。
つまり、人によって思いが違うので、
口コミはあまりあてにならないような気がします。
私が最初に就職したところは銀行でした。
女ばっかりで、対人関係は最悪で、
残業も結構あるのに、
初任給は、月86,000円だったのを覚えています。
年がばれるね^^
こんなに大変なところで耐えたんだから、
どこに行っても大丈夫、と思い、
約三年勤めた銀行をやめて、
運送屋の事務に転職しました。
考えがあまかった!!!!!
上には上がいた!!
上司とできている事務員がいたり、
仕事は教えてくれないし、残業ばかりなのに、
給料が安い。
けっこうよくある話なんですが、
転職ばかりしている人を対象にして、
調査した人がいました。
今まで勤めた職場の中で一番良かったところはどこですか?
という質問をすると、最初に勤めたところ、
と答える人が多いそうですよ。
逆にお客様の立場から見ると、
仕入れるお店を転々と変える人がいて、
結局最初に取引していたお店が一番よかったと、
嘆くこともあるそうです。
こういう場合は、
元のお店に戻れる人と戻れない人が発生します。
戻れない人は、
お店の気に入らないところを
公然と声に出して非難した人です。
戻れる人は、
問題だらけのお店だけど、
何も文句を言わず、嫌な対人関係を作らなかった人です。
「言いたいことは明日言え」
と母がよく言っていました。
言わなくてよかったと思えるケースがありますから、
大きな声で欠点ばかり指摘しないでおくことも大切です。
我慢できる範囲の欠点なら我慢しておく方が身のためです。
今はこんな時代ですから、
この会社は最悪だ、と思っても、
そこは最悪じゃないかもしれないのです。
ちょっとくらいの不満はスルーできるほうが楽です。
不満を言えばきりがないし、
満足しようと思っても切りがないのです。
不満の内容が命にかかわるようなケースは別ですよ。
本当にやってみたい仕事があるなら、どうぞ、、、と言ってもいい。
不満だらけの会社が嫌いだから転職する、
というのは、アクションを起こす前に、
立ち止まることが必要かもしれません。
こーだあーだ、と自分で勝手に解釈すると、
あとで痛い目をみることがあります。

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