風のように生きる人

私たちはみんな死刑囚みたいなもの。
必ず死ぬことになっている。
違うのは、裁判で死刑を言い渡されたのではなく、
牢屋の中にいる必要もない。
あの世って本当にあるのかな。
私は死後の世界はあると思います。

 

もし、極楽のようなところがあるのなら、
生きていた頃の自分を思い出して、
生きたいた頃は良かったなぁ、
なんて思うことはないでしょう。
すべてが変動するこの世では、

安心と呼べるようなことは何もない。
天変地異や疫病に怯えて、
社会的地位を失うかもしれない恐怖がいつもつきまとう。
約束はやぶられ、
夢は叶わない。
もう少し頑張れがば必ず良い時期がくる、
と妄想を描いて意味不明な引き寄せの法則に
夢を託して、悲惨な日常を生きている。
すべての人の夢が叶ったら、
人間界は大混乱になるだろう。
みんなが希望する大学や会社には入れたら、
立ちどころに宇宙のバランスが崩れて、
大量の死者が出るだろう。
合格する人がいて、
不合格の人もいる。
裕福な人がいて、
貧乏な人もいる。
陰と陽でできているのがこの世だ。
長い人生において、
陽のグループに入る時もあれば、
陰のグループに入る時もある。
神はどうして陰を取り除かなかったのか?
この世の仕組みは人間の脳では理解できない。
何かがうまく行っている時は、何かがうまくいっていない。
試験に合格する人がいて、不合格の人もいる。
陰と陽のバランスは
寸分もたがわす一定になっているような気がする。
しかも、陰と陽のバランスは何%ずつなのか誰も知らない。
自分が今、どのような状況下で生きていよと、
悲しみに包まれていようが、
喜びで胸がいっぱいになっていようが、
その時の感覚を味わう事に意味があるのかもしれない。
風のようにそよいで、
目の前に繰り広げられる現象を
ただ他人事のように眺めていたい。
そんなことができたらどんなに楽でしょう。
最近思うのは、もし生まれ変わるとしたら、
今度は風になりたいと思う。
最近、森羅万象にも人間のように五感があるのかもしれないと思う。
風になって、
美しい海を眺め、
花の香を楽しみ、
神の愛につつまれていることを実感したい。
私たちは永遠に生き続ける。
肉体は滅びても、
生涯を通して私たちを見続けてきた何かが、
永遠に生き続ける。
魂があるのかないのか知らないけれど、
風になり、花になり、鳥になって、
海の波の音を聞き、
際限なく広がる人間の欲を見て、
助けあう健気な家族の愛を感じて、
すべては存在し続ける。
そういうものとして、

すべてがただ単にそこに存在している。
すべてはノンデュアリティー。

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