時代の波に乗り遅れる人はいない

2021年は「風の時代」ということが囁かれています。
あるいは、「覚醒する人」と「眠ったままの人」
に分かれるという人もいます。
つまり、悟る人と悟っていない人に
二極化すると予言されているようです。
早く覚醒しなきゃ置いきぼりになるよ、
とか、人が怖がるようなことを言う人がけっこういます。
私は誰も置いてきぼりを食らう人はいないと思っています。

 どういう意味で「風の時代」という言葉が生まれたのでしょうか。もし、スピードとか、変化の激しい世界のことを言っているのなら、すでに今が「風の時代」だと思います。私が子供の頃は、カラーテレビじゃなくて白黒テレビでした。年がバレるかな?(苦笑)子供時代に、今の時代にタイムスリップできたとしたら、さぞかしびっくりするでしょうね。パソコンやアイパッドのような端末で相手の顔をみながら話をするなんて、SF映画の世界の話しです。それに、たったこのまえ、10年くらい前には、携帯電話を持っている人すらわずかな人で、スマホなんてものはありませんでしたからね。
 私が考えるのに、二極化してしまっているこの時代の柵がもろくなる時にさしかかっているような気がします。大きく変化するものとして人の価値観があります。この資本主義社会ではお金を持っている人が一番偉い人で、貧乏人は何も楽しめない可哀そうな人と定義されているようなものです。しかし、貧乏人だからこそ味わえるものがあると思います。貧乏人は、お金がないというのはどんな気分になるのかを味わっているのです。お金持ちは何でも買えるとういう快感を味わっているのです。人生は平等ではありません。ユーチューバーになって稼ぐんだ、と思っても、人生の台本の中に書かれていないことは起こらないのです。どんな人でも、今置かれている立場というか、現状というか、環境というか、その人にパーフェクトな形ですべてが与えられているのです。この地球というところはそういうところですから、それに気づいている人と気づいていない人に分かれているのが現在です。これからは、貧富の差や学歴の差などの「差」に対する意識改革が起こるような気がしてなりません。学校や職場ではイジメっ子がいて、イジメられっ子がいて、陰湿なイジメは別ですが、イジメたりイジメられたりして、悔しさや悲しみを経験し、他人に優しくすることを覚えていくのです。優しい人ばかりの中にしたら、優しさの意味が分からない人になってしまいます。この世界はそういうところなんです。聖書を読むと分かりやすいです。人の妬みとか悪意というのは、6000年前から変わっていません。私はクリスチャンではありませんが、オリジナルの物語を書くのに聖書は役に立ちます。悟りについては、今の世界はコロナによって経済が落ち込み、生活や対人関係が悪化しているので、目に見えない霊的な世界がもてはやされているのです。おかしな宗教にはまらないように気を付けましょう。訳の分からない宗教団体に入る必要はありません。悟って楽になろう、と思う必要もないです。この世に悟る人なんて誰もいませんから。考え方を少し変えたら、気分が楽になることはあるでしょう。悟らなきゃー、目覚めなきゃ―、と焦れば焦るほど、悟れなくなります。悟っている人と悟ってない人、という考え方自体が、二極化した世界を作り上げているのです。教え主様と弟子みたいになって、教えてあげる先生と教えてもらう生徒みたいな関係になって、ますます悟りから遠ざかって行きます。価値観の二極化についても、金持ちだから好きなものが買える、貧乏人は安いものでも買えない、などの二極化が続きます。この世に生きているかぎりこの法則は続きます。ほとんどの事はお金で解決できます。しかし、Aさんにとって価値のあるものがBさんにとってはゴミになるケースもあります。たとえば、もし私が引っ越しすることになったら、今の家のリビングにある柱を一本だけ持って行こうと思います。子どもの成長をみんなで喜び合った思い出の柱です。1歳から15歳までの子どもの身長と年齢が書いてある柱です。これはどんな高価な柱よりも私たち家族にとっては思い出の柱です。今からは魂や思い出がつまった何かが大切にされる時代になると思うのです。
 悟るとか、悟らないとか、真剣に考える必要はないです。誰も悟れる人はいませんから。何か特殊な経験をして悟ったような気持になっている人のほうが危険です。そのような人は、なんだか自分がえらくなったような気分になったり、教祖さまかなんかになったような感じで、最も二極化から離れられない人でしょう。時代とともに人の考え方も価値観も変わっていきますから、新しい時代に乗り遅れないように頑張る必要はないと思っているのは私だけでしょうか。

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