どんなに悲しいことがあっても時が癒してくれる

今日は瀬戸内寂聴さんの名言を味わってみましょう。
繰り返し繰り返しやってくる悲しみや苦しみを
乗りこえるためのエネルギーになる言葉です。
生きている限り、
不条理や不平等は無くなりません。
なぜなら、この世界はそのようにできているからです。

どんな悲しみや苦しみも必ず歳月が癒してくれます。
そのことを京都では『日にち薬(ひにちくすり)』と呼びます。
時間こそが心の傷の妙薬なのです。
瀬戸内寂聴

長い人生の中ではやりきれない悲しみや苦しみを経験します。「10年前にあんなことがあったなぁ。あの時は大変だった。」などと思い出してみると、その当時の悲しみや苦しみは経験として記憶の中に残るけど、当時のような激しい怒りは薄らいでいたり、なくなっていたりします。人間関係の問題である場合は、対象になっている人物への怨みもなくなっている場合があります。私達は神様でも仏様でもないのだから、喜怒哀楽というエネルギーを自由に使ってもいいのです。自分を責めず、静かに時を待つのが賢明な場合があります。

私は多く傷つき、多く苦しんだ人が好きです。
挫折感の深い人は、その分、愛の深い人になります。
瀬戸内寂聴

苦しんだ分だけ、人に優しくなれると思います。あまり苦労していない人は、人の痛みが分からない人が多いように思います。例えば、生まれた時から大金持ちで、欲しい物がすぐに手に入る人は、食費を削ってまで節約しないと食えない人の気持ちは分からないでしょう。苦しんでいる時に誰かが手を差し伸べてくれたら、人の温かみに感動して、その優しさは他の人に伝染するのです。身近なことで考えてみると、非常に交通量が多い道路で右折しようと思っても、誰も譲ってくれそうもない時、対向車の1人のドライバーが右折させるべく止まってくれたら嬉しいですよね。今度は、誰かが困っている時に自分も同じように人に道を譲ろうと思うわけです。優しさや思いやりは伝染しますから。

悩みから救われるにはどうしたいいでしょうという質問をよく受けます。
救われる、救われないは、自分の心の問題です。
とらわれない心になれば救われます。
瀬戸内寂聴

悩みから救われるというのは、悩みがなくなるということではないと思います。悩みがあっても、それを大問題と考えず、苦しい状況に耐えやすい自分を作ることかもしれません。とらわれない心でいるということは、場合によっては非常に難しいことになります。例えば、家族が癌になって後数カ月の命だと言われたら、それこそ大問題です。とらわれない心というのは、未来に起こる可能性を頭の中でシュミレーションして、自分が頭の中で作ったストーリーにおびえることじゃないか、とも思います。悩みに対して、今できることだけを全力投球で頑張るだけで十分です。救われれば、それに越したことはないし、救われなかったら、その時に解決策を考えたらいい。

 

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