かまってちゃんを救うためのブログ!

 「かまってちゃん」とは、自分のことをもっと見て見て見てぇ~、と言って、人の気を引こうとしている孤独な人です。趣味を持たない一人暮らしのお年寄りが陥りやすいと思われます。かまってちゃんになればなるほど、孤独になるという悪循環を繰り返す傾向にあります。他人の迷惑をかえりみず、猫のようにスリよってくるので、周囲の人はドン引きするわけです。じゃあ、かまってちゃんを救うためにはどうしたらいいのでしょう。

ニューヨーク・タイムズスクエア

かまってちゃんの特徴

 お年寄りに限らず、若い人の中にもかまってちゃんはいます。私をもっと大切にしてほしいとアピールしていて、やや自己中になっているように見受けられます。自分のほうをふり向いてほしいから他人の立場や気持ちを見るゆとりがなく、相手が話している間も、次に自分が何を話そうかと頭の中のデータを常に物色しています。相手の話しなんかは聞いていません。重症のかまってちゃんになると、相手が話しているのに、相手の話の腰を折って、横やりを入れてきます。相手の人は、自分の話を全く聞いていないかまってちゃんにウンザリしてしまいます。それでも、かまっちゃんは、相手の話の腰を折っていることに気が付かないのです。

魅力的な人になりましょう

 どうして自分だけ飲み会に誘ってもらえないんだろうか。どうして誰も私の話を聞いてくれないんだろう? 私は夫を失った可哀そうな未亡人よ。年を取って足腰が弱っているのに子供達は私を大事にしてくれない。など、かまってちゃんは、いかに自分に魅力がないのか、ということに気付いていません。話すことと言ったら、ご近所の人や親戚の悪口や愚痴ばかり。
 年を取ったら、みんな愚痴っぽくなるから、その愚痴を聞いてあげるのも親孝行だ、という人もいます。少しくらいならいいかもしれませんが、ずーっとそんな状態では愚痴を聞いている方がつらくなります。お年寄りの方は何か夢中になれる趣味を持った方がいいですね。私のお祖母ちゃんは92歳で亡くなりましたが、亡くなる前までジグソーパズルをやっていました。完成品はかなりの大きさのものだったので、びっくりしました。私だったら、三日で諦めてしまいそうです。完成したら、すぐ次のジグソーパズルに取りかかっていました。家族は、お祖母ちゃんの完成したパズルを見て、そこから限りなく話しが広がっていくわけです。「この部分のパズルが一番難儀だった」とかね。楽しいことをやっていると時間はあっという間に過ぎていきます。お祖母ちゃんはとてもキラキラしていました。周囲の人はお祖母ちゃんから元気をもらっていたように思います。かまってちゃんを演じている暇なんかないんですよ。人によって楽しい事は違います。スポーツでもよし、YouTubeの動画作成でもいいから、大好きなことに没頭していると、顔がキラキラしてくるんですよ。オーラが違うというか、目がキラキラしているというか、とにかくどんなことでもいいから、人生をエンジョイしている人は魅力的です。特に決まった趣味がなくてもいいんです。新しいレシピを試してみたら予想を大きく上回るほど美味しかった、とか、コンビニのレジの男の子がイケメンだった、とか、とにかくしょうもないことでもいいから、嬉しかったことや楽しかったことをノートでもメモ紙でもいいから書いてみることをお勧めします。楽しかったことだけを書く「いいことノート」を作るのです。今度、家族やお友達とお話するときには、愚痴じゃなくて自分がエンジョイしていることを話したらいいと思います。そんなにうまくいくわけないよ、という人もいるでしょう。じゃあ、趣味やいいことノートだけを実践して、誰にも何も話さなくてもいいです。何もしなくても、周囲の人は大きく変化したあなたのオーラを感じるでしょう。あなたの株があがること間違いなしです。
 一度、周囲の人から見た自分のイメージが固定化されてしまったら、そのイメージを覆すのはなかなか難しいかもしれません。でも、急にパーッとイメージチェンジしなくても、人生を楽しんでいるあなたから出る波動は確実に変わります。時間はかかるかもしれませんが、あなたから出るオーラが自然と周囲の人に伝わるでしょう。私達は潜在意識で繋がっていますから、時間や距離に関係なく、周囲の人はあなたの変化に気付きます。

 

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