魔法のほうきで空をひとっ飛び

天国と地獄はこの世にある。
とってもいい人に出会って命拾いすることがある。
その時は天国にいる。
裏切られたり、イジメられたり、
悲しみや悔しさの中にいる時、
そこは地獄になる。

 

今日は魔法のほうきを貸して差し上げます。
綺麗な夜空を自由に飛び回ってください。
今までの人生を振り返ってみて、
忘れられない人はいますか?
いつまでも心に残る優しい人はいますか?
いい人というのは思ったよりも、
少ないことに驚くかもしれません。
イヤな思いをさせられた人のほうが、
ものすごいインパクトで心に残っていますからね。
でもね、
人って変わるんですよ。
他人と過去は変えられない、
とよくいうでしょう。
確かに、自分が他人を変えようとしても無理です。
他人って、勝手に変わるんですよ。
他人に限らず、どんなことも、ものも必ず変わる。
だからね、
どんなことが起こっても、
それがどんな風に変わるか、
じっと見守っていましょうよ。

 

そこに木が見えるでしょう。
葉っぱがひとつもない木。
その木に話しかけてみてください。
悔しかった話しでも、悩みごとでもいいです。
嬉しかったことや、自慢話ですもОK。
その木は、人間の感情を吸い取って生きています。
きっと、木は誰かの悲しみを聞いてあげてばかりいたんだね。
丸裸になって寒そう。
誰かが、嬉しかった話をすると、
葉っぱがいっぱいついて、
誰かが、希望に満ちた話をすると、
花をつけるそうです。

自慢したくても、誰も聞いてくれる人がいなければ、
このブログのこのページに来て、
木に会いに行ってください。
いつでも魔法のほうきをお使いください。
木はなんどでもあなたの話を聞いてくれます。
すごいねぇ、たいしたもんだ、と言ってうなずきながら、
まるで初めて聞くお話しのように、
あなたの話を何度でも聞いてくれます。

↓ いつもクリックしてくださってありがとうございます。応援してください。

エッセイ・随筆ランキング

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Monologue

前の記事

雨の日の喫茶店