続5・神様からのメッセージ

人生は、
最大の娯楽。
私達は、
テーマパークを
巡り巡って、
ワクワクして生きている。
光輝く生命は、
生の喜びを
満喫している。
時には、
心地よい風に出会い、
またある時は、
痛い思いをして、
傷つき、
疲れ、
死にたくなる。
しかし、
善も悪も、
快も不快も、
すべては、
神が与える喜び。
すべてが、
この上なく完璧にできた娯楽。
まるで、
映画を観ているように、
私達は、
娯楽の中に引き込まれる。
そこに映し出された主人公に、
なりきって、
世界で一番不幸な人や
世界で一番幸せな人を味わう。
そう、
人生は味わうもの。
どんなに惨い目にあっても、
映画が終わったら、
目に前にあるのは、
白いスクリーンだけ。
どんなに怖い目にあっても、
本当に存在しているのは、
無限に広がる真っ白なスクリーンだけ。
人の頭の中だけで、
時間という概念が生きている。
目の前の虚像に気付けば、
時間は消えてなくなる。
あなたも、
私も、
ただ夢を見ているだけ。
巨大な怪物に踏みつぶされても、
口から内臓を吐いて死んでも、
永遠に消えない生命のエネルギーが、
すべてを包み込んでいる。
故郷に帰りたい、
と、人は心のどこかで、
思っている。
誰でもみんな、
故郷に帰る時がくる。
みんな、
永遠のエネルギーに帰るのだ。
静寂と、
神聖と、
平和と、
やすらぎに
満ちた故郷が、
私達の本当の居場所。
だから、
どんなことが起こっても、
深刻に考えてはいけない。
深刻に考えそうになったら、
映画からちょっと顔をそむけて、
ポップコーンでも食べたらいい。
サックッと、
ポップコーンを噛む音がして、
あなたは、
映画を観ていたことを
思い出すでしょう。
もしかしたら、
人生なんて、
それくらいくだらないものかもしれない。
巨万の富も、
絵に描いたような幸せな家庭も、
優しい子供達も、
一瞬のうちにして無くなってしまう。
そうかと思えば、
素敵な出会いも待っている。
子どもが生まれるのは不思議。
今までいなかった人が、
突然現れて、
目に入れても痛くないほど大切にされる。
今まで一緒にいた人よりも、
大切にされる。
すべては、
色即是空。
在るものが無くて、
無いものが在る。
世界は、
なんという神秘に満ちているのでしょう。
どんなことが起こっても、
その原因を解明することはできない。
事態は、
ただ単に起こる。
人が生まれるということは、
誰かと誰かが結婚したから?
その誰かと誰かが知り合ったから?
職場で知り合った?
その職場があったから知り合えた?
その会社を設立した人がいたから?
その会社があったから?
誰かと誰かは、同じ部署で働いていたから?
誰かに紹介されたから?
紹介する人が生まれて来るように、
誰かと誰かが結婚したから?
原因を突き詰めていくと、
際限なく原因の道ができる
結局、
最後には、
この地球が存在するから、
とか、
この宇宙が存在するから、
という途方もない原因にたどり着く。
実は、
どんなことにも原因がない。
いろんなことがただ起こっているだけ。
だから、
自分を責めたり、
他人をさげすんだり、
環境のせいにしたり、
いろんなことを思考して
余計なことに労力を費やさず、
今の有様を
そのまま受け止めよう。
生命エネルギーは、
善も悪も超えている。
そして、
一度も死んだことがない。
永遠の愛で私達を包み込んでいる。
すべては、
ノンデュアリティー。

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