怖いものが何もない人ほど早死する

怖いもの知らず、
というと、
強そうなイメージに
聞こえます。
だけど、
そういう人って
馬鹿なだけなんですよ。

人間は、危険を察知する能力を
使って生き延びてきたと思います。
もし、
喧嘩している相手を
「こいつ弱いな」
と感じたら、
意外な展開が
待っているかもしれません。

物静かで、
喧嘩が大嫌いな人ほど、
一旦怒らせたら、
とんでもなく
怖い人っているんですよ。

職場の中で、
強烈な支配力を
持っている人って、
どこの会社でも
よく見かけます。

周囲の職員が
まるでお代官様に
はは〜って、
頭を下げるみたいに、
誰もその人物には
逆らえないのです。
そんな職場は良くないですよねぇ。

私もそんな職場で
働いたことがあります。
このようなお代官様って、
一見、怖いもの知らずで、
私の右に出るものはいない!
と思っています。

でもね、このお代官様、
物静かな職員に
簡単に負けてしまいました。

ある日の朝、
物静かな職員が、
物凄い大声を張り上げ、
説得力抜群の喋りで、
具の根も出ないほど、
お台官様を
けちょんけちょんに
しました。
あっぱれ!!!

お代官様は、
朝出勤してきたばかりなのに、
泣きながら帰っていきました。

世の中には
物静かだけど、
言う時には
徹底的に言う人がいる、
と言うことを
心得ていなければいけません。

お代官様は、
お得意先からクレームがきて、
ミスも多くなり、
退職せざるをえない状況に
追い込まれ、
職場を去っていきました。

人間には
怖い経験が必要です。
怖いと思うから、
危険を回避できるのです。

己を知り相手を知れば
百戦危うからず!!!

 

 

 

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