卑怯者の方が勝つ場合もある
この世界は不条理で
汚いやつが得をする
場合もあります。
涙を飲んで堪えてきた
人は数知れずいるのです。
命に関わるようなケース
ではない限り、
涙を飲んで我慢
しなければならない事態を
そのまま受け入れましょう。

自由の女神はフェリーで行きます
泣き寝入りなんて
したくない、
とあなたは言うでしょう。
しかし、
殺されるよりマシです。
例えば、
ご近所トラブルで
嫌がらせをしている方が
住み続け、
嫌がらせを受けている方が、
引っ越すことになるのは、
日本人の特徴です。
あたなだけじゃなくて、
数知れず、たくさんの人が、
泣き寝入りをしています。
泣き寝入りしないで
頑張り続けていると、
命が危険になる場合も
ありますからね。
周囲は嫌がらせを
受けている人を見ても、
見殺し状態で、
誰一人として、
困っている人を
助ける人はいません。
気になるのは
自分の身の安全ばかり。
それが日本人の特徴だと思うと
悲しくなります。
都会人である
ニューヨーカーの方が、
温かみがありますよ。
当時のマンハッタンの郵便局は
いつも長蛇の列で、
1時間待ちは当たり前
になっていました。
ある日、その郵便局で、
大声を張り上げる
男同士の喧嘩が
ありました。
「列に割り込むな!」
と言って怒っている男性に
対して、
中年の白人女性が
「この人はトイレに行っただけで、
私の前に並んでいましたよ」
と、助け舟を出し、
喧嘩はすぐに終わりました。
日本では考えられない風景です。
見て見ぬふりをするのが
日本人です。
私も、郵便局のスタッフに
意地悪をされて、
もう一度
最後尾に並べ、
と言われたことがあります。
私の後にいたアジア系の
若い女性が
「この人は私の前に
ずっと並んでいました。
先にやってあげてください」
と言ってくれて、
やっとの思いで、
住所変更届を
出すことができました。
異国の地で、
しかも、
ニューヨークという
孤独な大都会で、
どこの誰とも分からない
赤の他人の私に助け舟を
出してくれる人がいました。
正しいことは正しい、
悪いことは悪い、
とはっきり言える
アメリカは
私は大好きです。
日本では
卑怯者に勝たせてあげないと
後で、自分の身が危うくなる
という奇妙な現象が
あります。
黙って泣き寝入りするしかない
日本の風潮は
非常に腹立たしいけど、
とりあえず、
涙を飲んで、
あきらめた方が無難。
このブログを読んで、
そのような現象に出会ったのは
あなただけじゃないことを
思い出してください。
みんな同じ世界に生きて、
同じ苦しみを共有しています。
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