この看護師さんは病棟のガン__1秒で見破った私の直感

私の直感ってスゴイ、
と思うことがありました。
看護師として、
ある病院に転職した時、
ロッカールームで見た人は、
物凄いオーラを
放っていました。

総務課のスタッフが
新しい職場の
ロッカールームに
案内してくれました。
白衣を身につけようと
していたら、
同じ病棟で勤務する
ことになっている
ナースAさんに
偶然出会いました。
Aさんは
夜勤に入るようでした。

総務課のスタッフが、
「今度、同じ病棟に
勤務することになった
看護師の〇〇さんです」
と私をナースAさんに
紹介してくれました。

スタッフは、
ナースAさんを
私に紹介する時、
「Aさんは、この病棟の
ことはなんでも知って
います。分からないことは
Aさんが教えてくれます。
我が病院のエース
ですからね」
と。

 

Aさんは、
鏡の前で
ナースキャップを
つけながら、
「よろしくお願いします」
と笑顔で挨拶。

私は、
そのナースの顔を見て
1秒でこのナースが病棟のガン
であることを見抜きました。

私の感は的中!
ナースAさんは、
仲良し三人グループの
ボスで、
病棟の看護師を
次々と退職に
追い込むガンでした。

看護師長も主任看護師も
ナースAさんのおかげで
退職者が続出している
ことに全く気づいてない様子。

私が夜勤に入る時、
新しい看護師が就職して
きたことがありました。
夜勤明けには
もう退職していました。

入職してきて、
すぐに
ナースAさんと
その二人の仲間を見たら、
私のように直感が
働いたのでしょう。
一日で見破って
退職したわけです。

私は
どうして、
彼女がガンであることを
1秒で見破ることが
できたのか分かりません。

ロッカールームで
初めて見たAさんは、
特に変わった様子もなく、
普通に挨拶していたのに、
私のアンテナは
彼女の本当の姿を
見逃さなかったわけです。

Aさんは、
患者さんの家族からも
苦情が出るようになり、
自ら退職しなければ
ならない状態に
追い込まれました。
首になったようなものです。

2年以上も経って、
病院の管理職のスタッフも
やっと気づいたのです。
遅すぎるよ!

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