この世界は本当は空っぽで何もない

色即是空が分かると、
生きやすくなると思う。
私もあなたも、
存在しているように見えて、
本当は存在していない。

どんな物でも、
どんな人でも、
強烈な顕微鏡で
奥の奥のそのまた奥の
素粒子の部分まで
見えてしまったら、
どんな感じかなぁ。

いろんな素粒子が
集まって、
私という個体が
たまたま、
そこに現れているだけで、
実際には、
私は存在していないのかも
しれません。

でも、
誰の命令で
私はここに生まれてきて、
こんなに苦労しているんだろう?
なんだか知らないけど、
神様みたいな存在が、
私をここに
生まれさせたのなら、
もう勘弁してくれません?

次から次へと
現れる難題に
いつまで付き合わないと
いけないのですか?

私にも
ちったあ、
いいことがあっても
いいじゃん!

こんな戯けた思いを
巡らせて、
案外幸せに暮らしているのに、
神様に不満を
ぶちまけたりする。
私はなんと愚かなんでしょう!

でもね、
次々と難題が
現れて私を
苦しめている
ということはないのですよ。
本当は、、、ね、、、
だってね、
本当は私は存在して
いないのですから、
存在していない者に
何も起こるわけないよね。

「私」という存在が
あるように見えて、
本当はただの空っぽの空間
だとしたら、
気楽になれません?

いつか、
現実に目覚めて、
風や空気になって、
そこら辺を悠々と
漂っては、
神様の荒業を
見つめる時が
いつかくる。

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