前の会社の悪口をいうと、こうなる

どんなにブラックな会社だったとしても、
面接では、前の会社の悪口を言わないほうがよい。
かかりつけ医を替える時も同じ。
前の職場や病院について、
なんだかんだと言っていると、
転職先でも、気に入らないことがあると、
あーだこーだと面倒臭いヤツだと、
思われて採用されない可能性もある。
また、最も厄介な部署に回されることもある。

パワハラがあった、とか、
寝る時間が毎日3時間しかなかった、とか、
前職を辞めた、あるいは、辞めたい理由は、
もっともな理由がいくらでも言えます。

しかし、会社側からすると、
こいつ、労働基準監督署にすぐにタレこみそう、
裁判でもやられたら厄介だ、
などと思われる可能性が大です。

面接官に辞めた理由を聞かれたら、
何かひとつくらいを言うにとどめて、
むしろ、今まさに面接を受けているその会社に、
興味があって、入社して頑張りたい、
という意思を述べるほうがいい。

あまりにも辛かった前職のことを話すと、
面接官は、そこまで酷い会社にいたのだから、
我が社の○○部署でも、きっと我慢できる、
などと勝手に判断されて、
最悪の部署に行かされる可能性があります。
そんな会社って意外と多いんですよね。

だから、面接官に辛抱強い、というイメージを与えると、
いいカモにされてしまいかねません。
某バス会社では、新人にしか与えない仕事があって、
そこに配属になった新人は一カ月位ですぐにやめます。
職業安定所に常に募集が出ているらしいのです。

交代にしてみんなでその仕事を
シェアし、平等にしたらいいのに。
毎月、職員が退職するにも関わらず、
何の改善もしない会社は
これからどうなるのでしょうね。

今の仕事では心身ともに限界で、
病気になる一歩手前の人は、
早く転職したほうがいいと思います。
しかし、現職の辛さを面接官に語り過ぎると、
面倒な人と思われて合格しないか、
いいように利用されそうです。
うまく乗り切ってください。

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