他人の評価と自分の理想

人目が気になってしょうがない人がいます。
自分のイメージが他人によって決められるような気がしたり、
あるいは、他人の評価を良くしたいと思ったり、
どうしようもないヤツだ
というレッテルを貼られることを恐れたり、
考えても仕方ないことでクヨクヨする人は、
どうしたら気楽になれるのでしょう。

他人に迷惑をかけていないと思うのなら、
言いたい人には言わせておやりなさい。
人の口には戸を立てられない。
おしゃべりが大好きな人の井戸端会議ほど時間の無駄使いはない。
四六時中他人の評価ばかりしている人は、
自分の価値を下げているだけのこと。
感謝しろ、という人に限って、
最も感謝が足りない人だったりするのと同じ。
逆に、周囲の人は他人の評価なんてしていないのに、
勝手に自分は悪い評価をされているんじゃないか、
と空想の世界の住人になってしまっている人もいる。
ただの自分の妄想なのか、本当に悪い評価を受けているのか?
を判断する方法はない。
面と向かって悪口を言われているのではない限り、
人の心の中は永遠に分かりません。
分からないことを考えているのは時間の無駄。
他人の評価はあくまでも他人の評価なので、
本当の自分の姿を偽ってまで、
他人の悪い評価を改善する必要なない。
自分が描いている理想の自分ですら、
必ずしも、他人の評価を良くするものではない。
要するに、気が合わない人達の中に自ら入っていく必要はないし、
他人があなたの姿を彫刻刀で削って矯正できるものでもない。
他人の評価と自分の理想は正比例していない。
理想の自分は他人の評価に現れる、
という間違った観念は捨てた方がよい。
極悪非道な犯罪を犯すような人は別として、
どうしても他人の評価を気にしすぎる人は、
自分を自分で評価してみてください。
人に迷惑をかけていないのなら、
他人の評価なんてゴミですからね。
他人の雑音が入ってきたら、
カフェで美味しいコーヒーでも飲みに行きましょう。
もっと鈍感になりましょう。

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