常識の範囲内は安全区域ですか?

常識とは、健全な一般人が共通に持っている、
または持つべき、普通の知識や思慮分別、
というのが一般的な常識の意味となっています。
私が思うのに、今定義されている常識観念は、
あまり重視されなくなるような気がします。

広島県尾道市・千光寺から見た景色

『常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことを言う』というアインシュタインは述べています。ある家族は、食事の時は食べる事に集中して会話をせず、テレビも観ない、というのが常識であり、またある家族では、楽しい家族の団欒は、今日あったことや楽しかったことを語り合い、さらにテレビのバラエティー番組を観て笑ったりしています。とこからどこまでが常識で、はたまたどこからどこまでが非常識になるのか、いくら議論しても話しはまとまらないような気がします。もちろん、人に怪我をさせたりするのは非常識です。というよりも犯罪ですね。常識ラインからあまりにもかけ離れていることは別として、今どきの人は常識をぶち破りたくてウズウズしているのではないですかね。Twitterのプロ奢ラレヤーさん(ぷろおごさん)は、その良い例です。普通は一所懸命働いたお金で美味しい料理を食べに行くのですが、彼の場合、人におごってもらうことで身体を維持しているのです。普通の常識観念を持っている人からすると、あまりにも非常識なことをやっている、と言われかねないですよね。ところが、Twitterのフォロワーは9万人を超えて、10万人になろうとしています。テレビにも出演され、本も出版されていて、すごい人気だなぁと思います。ひょっとして、ぷろおごは他の人にはできないことをやっているから、たくさんの人が興味を持つのかもしれません。非常識になりかねない危なっかしいやり方が、受けているんでしょうね。誰も思いつかない発想が、これからの時代では、人気を博することになるのでしょうか。

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