離婚するには膨大なエネルギーが必要!

結婚するよりも、離婚するほうが大変だと言われています。
私の場合も大変でした(苦笑)。
結婚する前の直観ってけっこう当たったりします。
何か違うな、という感覚は、
未来に住んでいる自分からのメッセージなのかもしれません。
結婚の二日前に、母と一晩中、朝まで話し合ったことがありました。
式場をキャンセルして、
結納金も返して、結婚をやめてしまおう、
と思ったのですが招待状もすでに郵送していて、
喉の奥に何か異物でもあるような感覚で結婚しました。
私の直観は当たっていたようです。
今日は、離婚について悩んでいる夫婦の話をします。

妻に離婚を突き付けてくる夫

夫婦には一歳になる男児が1人いて妻のほうの両親と一緒に住んでいます。できちゃった婚で、夫が責任をとるという形で結婚に至ったとのこと。子どもが生まれてから、夫婦喧嘩が激しくなり、夫が妻に暴力を振るうようになりました。妻もストレスが溜まって、その鬱憤を子どもにあたるようになったといいます。妻の話によると、子供に手をあげることはないが、汚い言葉で子供を叱るようになったらしい。一度、夫の方の両親を呼んで話し合いで、今後は暴力を振るわないこと、子どもに八つ当たりしない、という約束をしたそうです。しかし、子どもの面倒をみるのを手伝ってくれない夫にイライラして、今度は妻が夫を殴るようになりました。子どもに厳しくあたってしまう行動も直りません。夫は、妻が約束を破ったということで、妻と子供を残して1人で実家に帰ってしまい、離婚を考えている状態です。妻は、夫に戻ってきてほしいと、電話していると言います。しかし、夫は、離婚を考えているので、電話をかけるのはやめてほしい、と言っています。

この文面を読んで何かピンときませんか?

 夫は、出来ちゃった婚で責任を取って結婚したといいます。それなのに、実家に帰る時に子供を連れて帰りませんでした。普通なら、こんな女に子供を任せられない、と言って子供を連れて帰るでしょう。「子どもに八つ当たりした」というのは、タダの口実で、本当に子供のことが心配なら、子供を連れて帰るのが普通です。出来ちゃった婚ですしね。実家に戻ったのは、夫は妻のことが嫌いになったからだと思います。妻は、もう一度約束するから夫に戻ってきてほしいようです。双方の両親の前で誓った約束です。それを一度破ってしまったら、信用を取り戻すためにはかなりの努力が必要になります。どんなに努力してもダメかもしれません。妻の実家で暮らすというマスオさん状態では、問題が何も起きないということは考えにくいですね。家の大きさにもよると思いますが、たとえば、大きな土地に離れの家を新築で建てて夫婦は両親とは別の棟で暮らしているのなら、少しは気楽でしょうけどね。夫が離婚を考えるようになって実家に帰るという行動にでたら、もうゲームイズオーバーだと思いますね。妻も、どんなに努力しても性格なんてそうそう簡単に変わるもんじゃないです。誰の作品か忘れましたが、「男が女を愛する時」というタイトルの映画を思い出します。妻はアル中で、家の中をグチャグチャにします。夫に卵やゴミ箱を投げつけたり、暴力を振るったりしますが、夫は献身的に妻のアル中に向き合って、夫婦でアル中の治療に挑む物語でした。女優の名前は忘れましたが、女としてこんなに愛されたら女冥利につきますね。余談は置いといて、この夫が妻の元に帰るとしたら、仕事から帰ったら夕食ができているし、洗濯もやってくれて便利だから、という理由で家政婦の元に帰るような感覚で結婚を続行させるとしたら、妻はどんなに情けないでしょう。私的にみると、別れた方がお互いのためになるような気がします。

忍耐しなければならない相手を選ばないこと

 程度にもよりますが、相当な努力をして夫または妻の好みの配偶者を演じなければならない状態は長続きしません。ありのままの自分と向き合ってくれる人がいいでしょう。人間誰でも、欠点もあるしいいところもありますから、相手の足りない部分を2人で向き合ってどうするか考えたり工夫することができる仲であることが好ましいと思われます。「結婚とは忍耐の連続だ」という人もいますが、そんなことはないと思います。年をとっても、配偶者と一緒に食事を楽しんだり、旅行に行ったりするのはいいことです。いい時も悪い時も、同じ方向を目指していて、時々向き合ったりして仲のよい関係であればいいですね。今のご時世では、離婚すると茨の道が待っています。夫は子供の養育費を払わなければなりませんし、妻も相当なお金を稼がなければなりません。結婚は人生の一大イベントです。最近は結婚しない人が増えています。これについて2~3人の若い独身男性に聞いてみました。結婚しない理由は、責任をもてそうもないからだと言っていました。日本政府は、託児所を増やすと言っていますが、問題なのは託児所ではありません。稼ぎが少ないから子供を作らないという夫婦もいるのです。

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