無駄な喧嘩

こんにちは!
先日テレビを観ていたら、
犬の不思議な行動についてやっていました。
動物はお互いが傷つくような喧嘩を避ける習性があるらしいのです。
それが自然の摂理なら、
人間界ももっと良くなってもいいのになぁ。

府中イオンモール 夕暮れ時の風景 Googlepixel4XLの夜景モードで撮影 三脚なし

複数の犬が二つのグループに分かれて
激しく吠え合い、喧嘩をしている画像が放映されていました。

二つのグループの間には厚い柵があって、
いくら吠えても、相手をやっつけることは出来ません。
しかし、不思議な事に策を外すと、
犬の二つのグループは
東へ西へといった感じでさっさと退散したのです。
専門家によると、
戦った結果、相手も自分も怪我をしてしまうような、
お互いに損な喧嘩はしないのだそうです。
人間のように、
中には頑固な人がいて、
「俺は許さんぞ!」
と言って喧嘩を続行するような犬はいませんでした。
無駄な喧嘩はしない、という宇宙の法則通りに、
犬は行動しているのでしょうね。
ひょっとしたら、このような習性は
人間の中にもあって、
長い歴史の中で退化してしまったのかもしれません。
野生のライオンでも、
自分や自分の家族が食べる分だけ
他の動物を取って食べています。
彼らが、腐るほどたくさんの獲物を取って冷蔵庫に入れておく、
ということはないですよね。
人間社会でも、このような自然の摂理が働いたらいいですね。
人間社会では、
二つのグループが言い争いをして、
問題が解決するなどの利益があればいいですけど、
何の利益もないのに、
ただむかつく奴らだからといって、
集団でイジメあいや罵り合いをするのは、困りもの。
かといって、喧嘩を売られて、
逃げたりすると、弱虫扱いされそうで嫌な気分になる。
そこで思ったんですけど、
くだらないことで喧嘩を吹きかけて来る人は、
無視して逃げたらいいのかもしれません。
尻尾を巻いて逃げた、と思われてもいいじゃありませんか。
相手が勝手に思うのをとめることは出来ません。
でも、こちらが、
「逃げる」という行為を「負ける」というふうに解釈せず、
「逃げる」を「相手にしない」という解釈にしたらいいわけです。
意味のない喧嘩を吹きかけてくる人は、
相手の反応がたまらないご馳走なんですよ。
ご馳走をもらえなければ、面白くないですからね。

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