地球の次元が変化する時代

こんにちは!
最近よく二極化が起こると言われています。
「目覚めている人」と「眠ったままの人」
に人類が分かれるというものです。
貧富の差が大きくなる二極化の時代、
と勘違いしている人もいるようです。
いつの時代も貧富の差はあって、
この地球上に存在している限り、
貧富の差から逃れることはできません。

目覚めた人

 どんな人が目覚めた人であるかというと、俗にいう「悟った人」です。真我に目覚めて今手元に与えられている物に感謝して幸せに生きている人のことだと思います。自由というのはお金があって好きなことができるということではなく、何にもとらわれないことだと思います。
 目覚めない人というのは、欲望が無限大に広がっていてどんなにたくさん手に入れても満足できない人のことです。そういう人は心にいつも鬱憤が溜まり満たされない心を他人にぶつけては八つ当たりを繰り返しています。そして自分の不幸を他人のせいにしているのです。今の世の中を見たらそのことがよく分かります。自粛警察とかマスク警察などという人達が横行して、弱いものイジメを繰り返しています。彼らのターゲットは、マスクをつけていない人や自粛していないお店などでなくてもよいのです。誰でもいいから自分の鬱憤を晴らせる相手が欲しいのです。相手を大声で怒鳴りつけるなどすれば、その時はスッキリするかもしれませんが、どんなに怒鳴ってもやすらぎを得ることはありません。今回のコロナ関連のことばかりではなく、人類は、すでにもう何千年もの間、人気のある人やお金持ちを妬んだり、弱い者いじめをしたり、満たされない気持ちのはけ口を求める人達で溢れていたように思います。6000年前に書かれた聖書を読むと、いつの時代も変わってないな、と感じます。私が思うのに、二極化はずーっと昔からあったけど、2000年代になってからひどく二極化が進んだんじゃないかと思います。戦後の昭和時代は、いい人がいっぱいいました。見た事のない子供でも、怪我をしたらアカチンをつけてくれる優しいおばちゃんがいたり、両親共稼ぎの子どもに夕食を差し入れしてくれる人もいたなぁ。人間関係が希薄になりつつある現在という時代はどうなるのでしょうか。
 これから二極化がどんどん進んで、その後、人類の心がひとつになるよい時代がやってくるのかもしれない、と淡い期待を抱いています。最近、ノンデュアリティーに関する本を読んでいますが、この本の真意は、欲しい欲しいと欲望に満ちている人の心には響かないような気がします。人間はいろんな物や事を失うたびに、真の世界に近づけるような気がします。人間は絶望の淵に立った時に、悟るような気がしています。

お金や知識が中心の時代は終わる

 最近、ユーチューブでは、お金持ちになるためのノウハウものが流行しています。私達人類は経済危機を迎えていますから、今一番ほしいものはお金なのです。知識もお金に繋がるものですから、勉強して資格を取ったり、セミナーなどに参加して技術を磨くことが大切だと思い込んでいるのです。でも、そういう時代はもうすぐ終わると思います。
 私達は、この地球上でいろんな経験をするために生まれてきているのかもしれません。お金がどのくらい不足するとどのような生活になってどんな気分になるか経験しているのです。お金持ちは、好きなことをやって好きなように生活するとどのような気分になるのか、あるいは、どのような問題が起こってくるのかなどを経験しているのです。ノンデュアリティーの考え方では、生まれた時から、人生は自動操縦されていて自分で決定をくだすことはできない、と書かれています。つまり、生まれる前に、こんな経験をしてみよう、と思って生まれてきて、計画通りの人生を歩んでいるというわけです。でも、全部決まっているなんて聞いたら、やる気が無くなりますよね! 例えば、ものすごく努力していて、よい大学に入ってよい企業に入社しようと思っている人にとっては、とても不愉快な考え方です。でもね、一生懸命やっても、その結果がどうなるかなんて自分にも誰にも分からないのです。やってみたら分かります。ですから、成功するかしないか、のように二極化して考えるのではなく、どのような結果になろうとも、自分が選んだ道をどれだけ楽しむかに重点を置く人が幸せな人です。貧乏だったが努力の結果、大金持ちになり、妻や子供と大豪邸に住む事になった人が、虚しくなってお酒におぼれた話を聞いたことがあります。お金がほしいという欲望が、酒が飲みたいという欲望に変わっただけです。欲望は姿形を変えて、人間の心に住み着くのです。
 有名大学の卒業証書とかお金とか目に見えるものだけを追い求める時代は終わると思います。幸せになるための探求が示すベクトルが、180度変わるような気がしています。お金や物に対する欲望が徹底的にそぎ落とされる時代がきています。本当の幸せは、じっとりと汗をかく不快な天候をキャッチしている皮膚やお母さんが作ってくれている夕食の香りの中にあるのです。

 

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