『バシャ―ルからのショートメッセージ』BY 森本康彦訳

こんにちは!
今、私達はどこに向かって進んでいるのでしょう。
出口の見えないこの苦しみはいつ終息するのでしょう。
私達は何のためにこの世に生を受けたのでしょう。
これからの世界と私達の行く末を少しだけ覗いてみたいと思いませんか?
思念を集中させて、答えを求めれば、
バシャ―ルさんから答えがもらえるそうですよ。

 

みんな生まれつき幸せである

 何を馬鹿なことを言うんだ! みんなお金に困っているし、仕事がなくて困ってるじゃないか! 生まれつき幸せな人なんていない、という人がたくさんいるでしょうね。でも、私達の人生は、幸せを確認するための旅ではないかな、と思うんです。
 バシャ―ルさん曰く、「どんな人でも、一度不幸になってみれば、幸せを思い出だすことができます。」と述べています。困った事態を経験することも、幸せとは何か、を思い出すために大切な経験です。考えてみればすべて同じことが言えます。猛烈な暑さを経験しないと、ほんの少しの風の有り難さは分かりません。手に怪我を負って手が不自由になると、手がある事の有り難さをしみじみと感じるものです。幸せであることが当たり前になったら、幸せという言葉は必要なくなります。「幸せ」という言語自体が存在しなくなるでしょう。陰と陽、ネガティブとポジティブ、不幸と幸せは、両方とも必要なものです。人間の舌と同じですね。甘さだけしか味わえなかったら、どんな料理も美味しくなくなるでしょう。いろんな味があってありがたい。いろんな不幸にであって山あり谷ありで面白い。
 私達の人生で不必要なものは一つもないし、神に繋がっていないものも一つもない。貧困や孤独と戦っている人も、来るべき幸福への扉の前に立っているのです。

神様は教会や神社にはいない

 神社仏閣や教会に行くと、ご利益があるように感じている人は多いと思います。バシャ―ルさんによると、神社や教会は神様に感謝をするところであって、お祈りをするとその場所が汚れるだけだと述べています。
 確かに、○○してほしい、などとお祈りして、自分にない物をほしがったり、嫌な状況からの脱出を願ったりすると、私はこんなにも不幸なんですよ、という念を放出しているようにも思えます。バシャ―ルさん曰く、教会などに行くとそのような悪い念を拾ってかえることになると言っています。この点に関しては、自分の波動を高めておけばどこに行っても大丈夫ではないかと思います。ですから、心が弱っている時にはそういう場所にはいかないことですね。神社仏閣や教会という特定の場所に関わらず、私達の波動は時間や距離に関係なく、共鳴し合っているので、いつも明るく楽しくポジティブでいたいものです。
 要するに、すでに私達の手元にあるものに感謝して、自分の波動を高めておくことが必要だということです。その人にとって必要なものは完璧に与えられているそうですよ。

スターピープル

 私達は地球という星に住む宇宙人です。バシャ―ルさんによると、他にも地球と同じ程度の文明を有する星がたくさんあって、文明のレベルをカウントしなければ、かなりの数の星に人類が存在しているようです。その数はびっくりするような数字です。900歳以上の人類もいるとか。地球はいま、次元をアップさせる過渡期にあります。このような時期に生まれ合わせた私達は、いったいどんな意識で生活したらよいのでしょうか。地球という星に生まれた目的は何か、目の前で展開している現象は、なぜ起こっているのか、オリンピックは人類にとって必要なのか? 私達がこの厳しい状況を生き抜くために、必要な情報満載のワクワクする本です。

 この本は上下二冊に分かれています。二冊とも面白かったので、あっという間に読んでしまいました。興味のあるかたは読んでみてください。

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