嫌なことを最速で忘れる方法

みなさま、こんにちは!
人間社会で生きている限り、いろんな人に出会います。嫌な記憶としていまでも残り続けるのは、ほとんど対人関係での出来事だと思います。今回は、嫌な対人関係の記憶を早く忘れる方法について考えてみましょう。対人関係以外ということになると、自然災害で家を失ったとか、大雨で観たかった野球の試合が中止になったとか、いろいろ考えられますが、そんなのは、時間が経てば諦められるでしょう。今回は、対人関係に限定します。

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同じことがまた起こるんじゃないかという不安

嫌なことが忘れられないのは、また同じことを経験するかもしれない不安があるからです。特に、感情に振り回される人、繊細な人、視野が狭い人は、まず、自分がそういう人物であることを自覚してください。そのような気質を大幅に変えることは難しいのですが、自覚すると、少しだけ自分を変えることができると思います。こう自分に言い聞かせてみてください。「次からはこんな状態を引き起こさないように計画を立てるぞ」と。不安はそれで完全に解消されるわけではありませんが、なんらかの計画を立てておくと、不安が少し解消されて、すでに経験してしまった嫌なことを早く忘れられます。以前のブログで書きましたように、心は強くなりませんので、しっかりとした鎧兜を身に着けておく計画を立ててください。要は、自分に自信をつけることが大切ということです。

紙に悩みを書きなぐる

思った事、悔しかったこと、仕返しを考えたこと、などを紙やパソコンに書いてください。書く、というよりも、書きなぐる、という表現がいいですね。思いっきり悪口を書いてもいいですよ。信頼できる人に話を聞いてもらうという方法もありますが、よほど神様のような人でない限り、何回でも聞いてくれる人はいません。逆に何回も同じ愚痴を聞かせていると嫌われます。紙やパソコンなら何度でも書けますからね。よけいに嫌なことを思い出すことになるから、書くのは良くない、という人もいそうですが、書くのがイヤになるくらい、何度も何度も何度も書いてみてください。書くのが面倒臭ければ、独り言でも構いません。その場合は、誰もいないところでやってくださいね。気が振れていると思われますからね(笑)。どんなに汚い言葉を使ってもОKです。クソバカ! そんなくだらないお説教ばかりしてるから嫁も来ないんだよ! お前の顔を見てみろ! まるで豚バラ大根だよ! クソ食らえ! だいたいお前の顔事態がもう人間ワザじゃないね! お前の存在自体が人間界最大の冗談なんだよ! お前はクビだ! 俺がクビにしてやる! などなど、好きな事を書きなぐるのです。何度も何度も思い出してしまい、他のことに手が付けられなくなるのは時間がもったいないですけど、早く忘れるためには、徹底的に嫌な思い出を思い出して一気に蹴とばすほうが早くすっきりすると思います。あえて思い出さないように努力するのは、かえって逆効果になるかもしれません。とにかく吐き出して捨てるのが最速の思い出撃退作戦です。ここでいう思い出撃退とは、気にならなくなる、とか、過去の笑い話になる、という意味です。強烈なインパクトで残った記憶を消す事はできませんからね。

シナリオ作戦

自分に嫌な思いをさせた相手に天罰が下るシナリオを頭の中で作ることをお勧めします。架空の台本ですから、どんなシチュエーションを作ってもОK。実行には移さないでくださいね。例えば、規模が小さいですが、あおり運転をされて非常に不愉快な思い出として残っている場合です。あおり運転を何度も繰り返すその車の運転手が、ある日、軽自動車を運転するおばちゃんをあおっていると、赤信号で止まった時、突然、強面のスキンヘッドのいかつい男が出てきて、「ワレのあおり運転、動画に撮ったけーのぉ! 今から警察に突き出しちゃるわい。首を洗ろうて待っとけーや!」と言う。おばちゃんの隣の助手席に座席を倒して寝ていた男が出てきたという設定。実際にこんなこと、起こりうるかもよ! 人を苦しめている人は、自分が行った事が他人にどのような気分を生み出させたのかを確認する時期が来ます。腹が立つことが起こったら、このブログを思い出してくださいね。

悲しい音楽を聞いて徹底的に落ち込む

嫌なことを忘れるために、楽しい計画を立てるという方法があると聞いたことがあるのですが、そんなことできますか? いやーな気分の時に旅行に行ったり、好きな服を買ったり、楽しいことを計画する気分になれますか? なれませんよね! 今度落ち込んだ時に、めっちゃ明るいビートの聞いた音楽を聞いてみてください。きっとすぐに切ってしまいますよ。人間脳は悲しい時には悲しい音楽を聞きたくなるようにできているのです。死にたくならない程度に、徹底的に落ち込むほうが立ち直りが早いと思います。自分の気持ちに嘘をついて、明るく振る舞っていると、嫌な思い出は頭の奥底にいつまでも居座ります。いやーな場面を思い出し、声に出して、悔しい! 悲しい! 腹が立つ! と言ってみましょう。そして、その場面で無抵抗のまま我慢した自分を褒めてあげましょう。反撃することができなかった自分を責めてはいけません。反撃せず無抵抗でいることを選んだことは完璧に正しいのです。もちろん、次に同じ事が起こったら反撃しよう、と思うことも正しいのです。すべてはノンデュアリティーです。すべては起こるべくして起こっています。嫌な思い出が頭に浮かんだ時、その時の感情、筋肉のこわばり、頭に浮かんだ言葉、すべてを味わい尽くしてください。嫌な出来事に対して「味わう」という言葉を使うのは変かもしれませんが、目の前で起こっているどんなことでも味わい、観察すると、早くその事態から逃れられます。

かなり過激な内容になりましたが、少しでも参考になればよいと思います。

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