続・神様からのメッセージ

握りしめた手を開いてみる。
手の中にあったものは、
本当に求めているものではなかった。
ほしくて、
ほしくて、
しょうがなかったものなのに。
喜びもつかの間で、
しばらくすると、
虚しさだけが残る。
人はどこまでも探求を続ける。
今よりももっと良い時がくると信じて、
今日よりも明日、
明日よりも明後日と、
未来に夢を託して、
飽くなき探求を続ける。
しかし、
本当のやすらぎはどこにあるのでしょう。
未来とは、
過去を基準にした
私達の予想図でしかない。
予想図を
いろんな角度から
眺めてみる。
強烈な不安が押し寄せる。
本当のやすらぎは、
今この瞬間にしかない。
今、呼吸して、
今、鼓動して、
今、肌に風を感じて、
今、悲しみに遭遇して、
今、喜びに満たされて、
今の中に、
すべてがある。
やすらぎとは、
「今」の中でまどろむこと。
「今」の中には、
言葉では言い表せない神秘がある。
神様は、
あまりにも近すぎて、
見ることができない。
すぐそばに、
手を伸ばせばすぐ届くところに、
神様の愛が溢れている。
「今」から逃げようとしてもだめ。
全てが神様の表現だから、
目に見えるもの、
耳に聞こえるもの、
肌で、
心で、
感じるすべてが、
神様だから、
私達は「今」の中にいるしかない。
生きているということは、
この肉体で
世界を感じること。
死にたくなるほど苦しい事も、
世界がバラ色に見えるほどうれしい事も、
善も悪も、
闇も光も、
すべてがセットで「生」。
それが分かると、
少しだけ心が軽くなる。
どんなに苦しくても、
私達は、
生きているだけで、
丸儲け。
握りしめたものを
手放してみる。
今この瞬間の中には、
言葉にならないほどの
美しさと静謐さがある。
本当にほしいものを
見つけた時、
今、追いかけている夢が
塵のように、
小さなものに見えてくる。
生は、
残酷で、
悲痛で、
差別的で、
矛盾だらけで、
それでも
愛そのものに違いない。

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