神様からのメッセージ

人の一生は
神様から手渡された一冊の小説。
受け取った人が主人公で、
読み始めたら、
読み終わるまでノンストップ。
次々と変化するストーリーに戸惑いながら、
どうにもコントロールできない自分を、
なすすべもなく流れていく事態を、
喜びも、
悲しみも、
すべてを飲み込む時間という魔物の中で、
ただただハラハラしながら、
物語の成り行きを読み続ける。
ただただ読み続ける。
まるで、
世界が一瞬で、
暗やみになってしまいそうな不安が、
いやおうなしに襲いかかる時、
なす術もなく、
人はただ立ちすくみ、
世界を、
自分の運命を、
自分自身を
呪う。
しかし、
本当は、
世界は存在すらしていない。
あなたも、
私も、
本当はいない。
生まれてさえいない。
すべては、
ひとつの宇宙生命。
生きているだけで、
すべが、
私の手の内にある。
本当は時間は
存在しない。
あるのは、
ただただ無限の「無」だけ。
ただただ無限の「愛」だけ。
すべての出来事が
パーフェクトで、
すべての感情も、
パーフェクトで、
何一つとして、
「愛」から離れた存在はない。
手にした本から、
12ページがなくなることはない。
150ページが消えることはない。
どのページも最初から書いてある。
それが小説というもの。
それが人生というもの。
精一杯頑張っているあたなも私も、
そういうストーリーの中で生きている。
頑張った結果は、
誰にも分からない。
小説を読んでみるしかない。
だから、
最後まで自分の小説を、
読んでみましょう。

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